知る人ぞ知る!高尾山おすすめ セブンサミットルートを歩いてみよう!!
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高尾山口駅でもらえる高尾山山頂を目指すルート地図が有りますが、実はそれらのコースだけではなくて他にも違う場所から歩くことのできるルートがあります。
少し長めのルートですが、危険も少なくメインルートに比べてすいています。
そんな知る人ぞ知るコースをご紹介します。
目次
セブンサミットルートとは
高尾山の登山ルートというと、1号路~6号路と稲荷山コースの山頂へ登るコースが一般的ですが、それとは別に高尾山の南にも実はコースがあります。
そのルートが知る人ぞ知るコースで、七つのピークを通過するという「セブンサミットルート」です。
そのコースは実は、高尾山の山頂にもつながっていて、高尾山口側から登ってセブンサミットルートを通ってさらに高尾山を降りてくる人もいますが、それだとかなり長い距離になります。
今回は初心者でもチャレンジしやすいよう、それよりも短いコースで、それでもしっかり7つの山を越えられるルートをご紹介します。
相模湖側からバスで峠まで行きそこから7つの山のピークを通って行くのですが、こちらのルートだとだんだんと山の標高が低くなっていくので、登りもありますが下りの方が多くなります。
おすすめコース
★歩行時間:約4時間(休憩、バス含まず)
コースをたどってみましょう
★「大垂水」バス停スタート!
バスを降りたら来た方面に少し戻ると登り口が有ります。
広い場所はないですが、ここで準備を整えましょう。
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最初いきなり登りからスタートします。
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★大洞山(標高536m)
スタートして約30分ほどで大洞山山頂に到着します。
セブンサミッツ最初の山「大洞山」山頂にはベンチがいくつか有ります。
机の有るベンチも有ります。
道標はあちこちに設置されています。
ひたすら「梅の木平」方面へ進みましょう。
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★金比羅山(標高515m)
大洞山から金比羅山まではほんの10分ほどです。
金比羅山山頂には机つきのベンチが有ります。
机のすぐそばには手作りのリュックかけもあって可愛らしいです。
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★中沢山(標高494m)
金比羅山から中沢山までは約20分弱です。
中沢山へ行く途中には眺望のいい「見晴台」があります。
見晴台
眺望に向かって椅子が並んで設置されています。
ここにもしっかりリュック掛けが。
今回の行程で一番眺めのいい場所です。
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中沢山山頂にはベンチと聖観音菩薩像が有ります。
看板がめちゃくちゃさりげなく設置されています。
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★入沢山(標高490m)
入沢山は地図上には載っていなくて、普通に通っていると近くを通りすぎてしまいます。
どうしても山頂に行きたい方は、途中の休憩所の奥から行くことが出来るらしいですが、時間と相談して探してみてください。
※ただし道がわからなくならないよう充分注意してください。
入沢山から5分ほど離れたところには、セブンサミッツには含まれていませんが東山も有ります。(なにげにエイトサミッツでした。)
入沢山付近から約10分ほど進んだところにある大きな休憩所が下の写真の所です。
ここにもリュック掛けつきのベンチがいくつも有ります。
大休憩するにも良さそうな場所です。
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★泰光寺山(475m)
龍のベンチからほんの5分ほどのところが泰光寺山山頂です。
そして泰光寺山山頂からさらに10分ほど進んだところにフクロウモニュメントが有ります。
フクロウの裏側もチェーンソーで彫られています。
ここにも机とベンチが有ります。
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★榎窪山(420m)
三沢峠を通りすぎたらもう間もなく榎窪山に到着します。
さらに榎窪山から10分ほど先には眺望の良い休憩所が有ります。
屋根付きのベンチも有るのでここで休憩もおすすめです。
ただし数は少ないので埋まってしまっていることも有ります。
ちなみにここからは城山湖が見えます。
ここからしばらくかなり急な階段の下り&登りです。
段差も大きく結構しんどいですが、がんばりましょう。
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★草戸山(364m)
7つ目の山です。休憩場所は広くあちこちにベンチが有ります。
ここが最後の休憩ポイントになります。
毛虫が多いシーズンでなければ、ゆったり休憩が出来ます。
この山がセブンサミットの最後の山なのですが、この先さらに小さなアップダウンが続きます。
そしてこの先すぐに2箇所ほどベンチが有りますが、その後は全くベンチがなくなります。あとはひたすら高尾山口駅へ向かって歩くのみです。
どこかで大休憩をするならここまでの間にしましょう。
途中いくつか分岐がありますが、「高尾山駅」ではなく「高尾山口駅」方面へ進みましょう。
高尾山駅まで行くことも出来ますが、その分距離が長くなります。
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★高尾山口駅
民家のすぐ脇を通る道に出ます。
舗装道路に出たら左に行くと大きな通りに出ます。
道を渡って右方面が京王高尾線の高尾山口駅方面です。
駅周辺には食べ物屋さんもたくさんありますし、温泉も有ります。
「高尾599ミュージアム」にはトイレも有るので、寄り道するなら駅ではなくここでお借りすることも出来ます。
アクセス
<行き>
JR中央線「相模湖駅」発→→(バス約16分)→→「大垂水」駅
「神奈川中央交通 八07 八王子北口行」
バスの本数がかなり少ないですので必ず時刻を調べてから行きましょう!
※ちなみに高尾山口駅からもバスは出ていますが、一番早くて10時代でスタートが遅くなってしまうのでおすすめしません。
<帰り>
京王高尾線「高尾山口」駅 →→ 新宿方面
このコースを歩く際の注意ポイント
トイレが少ない
高尾山のメインルートの方はトイレもあちこちに有りますが、こちらの南高尾コースは電車の駅以外トイレがありません。
どうしても我慢できなければ木陰で、と言いたいところですが、隠れてするような場所も少ないです。
電車の駅では必ずトイレを済ませてから出発するようにしましょう。
ちなみにおかめの場合は、汗をかくことである程度の時間はトイレを我慢できます。
水場がない
水をくむような場所もないですし、山の中では自動販売機もありません。
結構長い時間歩きますので、水分は余裕をもって持参しましょう。
もちろん、エネルギーもたくさん消耗しますので行動食も忘れずに。
4月末から5月頭は毛虫が多い
このコースには桜の木が生えている場所が結構あります。
桜の季節は綺麗で良いのですが4月末から5月初めくらいには、毛虫が大量にいます。
糸にぶら下がっていたりするので、虫嫌いの方には要注意です。
特に草戸山頂上付近は毛虫だらけで休憩どころではないでしょう。
虫が苦手な方はこの時期は避けた方が良いかもしれません。
分岐が結構多い
看板はあちこちに設置されていますが、分岐はあちこちに有ります。
また、まき道なども有りますし、行き止まりになっているルートも有ります。
必ず地図を持参して、出来ればGPSで自分の現在地を確認しながら進む方が安全です。
このコースの載っている地図
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楽天で見てみる amazonで見てみる道はわかりやすいですし、看板もあちこちに有りますが、地図は持参した方がいいです。
分岐が多く、以前看板がいたずらされてしまっていた事が有ったそうです。
看板に頼るのではなく紙の地図を持参することをおすすめします。
★登山地図についてもっと詳しく知りたい方は下記のページを参照ください。
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持ち物と服装について
このコースは登山道で舗装された道はほとんど有りません。
しっかりとした登山用の服装で行った方がいいです。
吸水速乾素材の服を着て、靴はトレッキングシューズにしましょう。
バッグは手が空くようにリュックがベストです。
山頂は麓よりも寒いですので、必ずリュックの中に防寒着を持参することを忘れずに。
夏でも1枚上に羽織れるものが有った方が安心です。
また、山の上の天気は変わり易いので、雨対策でレインウェアを持っていきましょう。
★登山の服装・持ち物についてもっと詳しく知りたい方は下記のページを参照ください。
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帰りに寄れる温泉
★京王高尾山温泉「極楽湯」
京王高尾山口駅から温泉にすぐ行ける入口があります。
館内は約500人収容可能なので規模もかなり大きく、露天風呂はこの場所ならではのとても開放感が有るお風呂です。
住所 東京都八王子市高尾町2229番7営業時間 8:00~22:45(※最終入館受付 22:00)
定休日 年中無休
※施設点検等により臨時休館する場合が有ります。
入館料
通常料金 大人(中学生以上):1,000円(税込) 子供(4歳~小学生):500円(税込)
シーズン料金 大人(中学生以上):1,200円(税込) 子供(4歳~小学生):600円(税込)
※シーズン料金:1月1日~3日/ ゴールデンウィーク/11月1日~11月30日
京王高尾山温泉 極楽湯のホームページを見る
まとめ
このコースは、2021年3月にBSの「にっぽん百名山」でも紹介されています。
ただし、その時紹介されていたコースはもっと長いコースです。
今回は、初心者でも挑戦しやすい短めで、「にっぽん百名山」とは逆にたどるコースをご紹介しました。
セブンサミッツということで、少し進むと次の山の頂上、また少し進むと次の頂上という感じで次々と次の山に進めます。
飽きずにどんどん進んでいけるし達成感があります。
どうぞ一度挑戦してみてください。