【三原山】砂漠に大火口そしてゴジラ⁉魅力いっぱい島ハイキング!
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目次
伊豆大島にある三原山ってどんな山?
伊豆大島の場所はどこ?
伊豆大島は実は東京都で、伊豆七島の中でも東京竹芝ターミナルから一番近い島になります。
ですので、ちょっと慌ただしくはなりますが、日帰りも可能な場所です。
三原山の標高は?
伊豆大島全体が活火山で、島中央にある「三原山」は島のシンボル的な存在です。
また中央火口丘にある三原新山が一番標高の高い峰で758m有ります。
活火山ということで、コースのあちこちに下写真のようなシェルターが設置されています。
中には人が立って入れる大きさです。
三原山ハイキングのおすすめのポイントは?
大迫力の火山噴火口が有る!!
伊豆大島では過去100年の間に約36年周期で噴火が発生していて、一番最新では1986年に大規模な噴火が有りました。
その噴火口を間近で見ることができます!
とてもダイナミックで迫力が有り、とても貴重です。
砂漠が有って火星にいるような不思議な雰囲気!
大島には表砂漠と裏砂漠と呼ばれる場所が有り、「裏砂漠」は国土地理院作製の地図において唯一「砂漠」と表記されている場所なんだそうです。
砂漠と言っても黒い色の砂なので、まるで月にでも行ったかのような不思議な雰囲気の有る場所です。
ゴジラに見える「ゴジラ岩」が有る。
三原山神社のすぐ傍に、溶岩で出来た横からみるとゴジラに見える岩が有ります。
1984年に公開された映画「ゴジラ」の中で、最後に三原山火口へゴジラを落として終了します。
その2年後に実際に三原山は噴火したのですが、その時の溶岩流によってこのゴジラ岩が誕生したのだそうです。
なんか不思議だし、ちょっと面白いですね。
パワースポット「三原神社」でパワーを貰える。
昭和61年の噴火の時に、真っ赤に流れる溶岩が神殿の両脇を避けるように通って、奇跡的に焼け残ったんだそうです。
なんか、神秘的なものを感じずにはいられません。
近くに行くなら是非お参りしてパワーをいただきたいところです。
初心者でも冬に山に行ける
冬場は、特に初心者は、山に行きたくても雪が有って危なかったりして、登山冬眠しがちです。
島の山はむしろ冬が人気で、温泉や観光も一緒に楽しめてしまうので、おすすめです。
もちろん夏でも、ハイキングする人は少なくむしろ冬よりすいていていいという方もいます。
三原山にはどんなコースが有るの?
山頂遊歩道
所要時間は約45分ほど。
舗装された道で、観光目的で訪れる人も多い道です。
表砂漠コース
山頂遊歩道が舗装された道なのに対して、未舗装の道を楽しめるコースです。
山頂遊歩道よりも少し距離が長く、時間にすると約50分ほどで歩けます。
噴火口一周道路
「お鉢巡りコース」とも言われ、迫力のある噴火口を一周できます。
一周約55分ほどで周れます。
火口見学路
火口を一周しなくても噴火口を味わえる美味しいコースです。
あまり時間のない方にはありがたい道です。
時間は約10分ほどで見れてしまいます。
温泉コース
大島温泉ホテルから噴火口のコースです。
森林地帯を通り、溶岩石郡の真ん中を通過します。
また、月に来たような不思議な雰囲気の裏砂漠地帯も楽しめます。
歩いて約60分ほどかかります。
「大島温泉ホテル」の温泉からの景色は最高で、おすすめです。
ここからハイキングをスタートする人、逆にゴールにするのも有りです。
テキサスコース
「大島一周道路」から上記「温泉コース」に合流している道です。
時間にすると約70分ほどの道のりです。
大島一周道路近くは森の中を通り、徐々に木の高さが低くなり、その後溶岩地形を眺めて歩くという変化に富んだ面白いコースです。
大砂漠コース
大島一周道路の「大島大砂漠」というバス停から裏砂漠を横断し、テキサスコースを経由して温泉コースに続いています。
約75分ほどのコースになります。
砂漠をひたすら通り目印が少ない迷いやすいコースになります。
もし行くなら、しっかりと調査した上で行くか、ガイドさんに案内してもらう方がよいでしょう。
三原山のおすすめハイキングコースは?
初心者でも楽しめるハイキングコースは色々有ります。
その中でも人気の2コースを紹介したいと思います。
一番人気のお手頃ハイキングコース
「三原山山頂口」バス停—山頂遊歩道(45分)—表砂漠分岐—噴火口一周道路 (55分)—温泉コース— (60分)—「三原山温泉」バス停
所要時間 約2時間40分(休憩含まず)
ちょっと長めのテキサスコース
「三原山山頂口」バス停 —山頂遊歩道(45分)— 表砂漠分岐—噴火口一周道路 (55分)—温泉コース— (30分)—テキサスコース(70分)—テキサスコース入口 —(30分)— 「大島公園」バス停
所要時間 約3時間50分(休憩含まず)
島と山への「アクセス」について
伊豆大島へのアクセスについて
船で行く方法
<客船(夜行)>
竹芝桟橋(東京)から最短6時間→大島
<ジェット船>
竹芝桟橋(東京)から最短1時間45分→大島
熱海港から最短45分→大島
久里浜港(期間限定)から最短1時間→大島
伊東港(期間限定)から最短35分→大島
飛行機で行く方法
調布飛行場から最短25分→大島
三原山へのアクセスについて
海の状態によって船が到着する港が違います。
港には、元町港と岡田港が有り、そこから登山口まではバスが走っています。
各港から「三原山頂口」「三原山温泉」「大島公園」まで行ってそこから歩き始めるのが一般的です。
バスの本数は少ないので、あらかじめ時刻を調べておきましょう。
三原山ハイキング情報
服装、持ち物は?
遊歩道を歩くだけならスニーカーでもOKですが、そうでない道を行くなら登山靴がトレッキングシューズの方が望ましいです。
舗装道路以外の場所は石がごろごろとして、サンダルなどではとても歩き辛いですし、スニーカーでも砂が中に入ってしまって大変です。
また、火口一周道路や砂漠道は遮るものがないので、風が通りやすいです。
防寒着も忘れずに持参しましょう。
また、雨具も上下有った方が安心です。
地図は?
港にも簡易的な地図は置いてありますが、出来れば行く前に用意しましょう。
ただ、遊歩道、火口一周道、温泉ホテルルート、テキサスルートでしたら、そこまでしっかりした地図でなくても、道標も有りわかりやすいです。
注意点
飲み物、食べ物は用意しておこう
港近くのお店は、あまり早い時間では開いていませんし、お店も少ないです。
また、バスの時刻に間に合わなくなってしまうなんて事になる可能性も。
島についてすぐにハイキングへ行くなら、船に乗る前に用意しておくのをおすすめします。
ちなみに山頂口付近に1件「名代歌乃茶屋」さんが有ります。
時間的にちょうど行けて、営業しているようならここでご飯を食べることもできます。
※行くつもりなら前もって営業しているか確認しておきましょう。
住所 〒100-0101 東京都大島町三原山頂
電話番号 04992-2-2241
営業時間 9:00〜16:00(お食事は11:00〜)
定休日 無休
トイレはすませておこう
コース上のトイレは展望台にしか有りません。
行ける時にしっかり行っておきましょう。
バスの本数が少ないので、時刻は先にチェックして
バスは本数が少ないので、前もって何時のバスに乗るのかをチェックしておくようにしましょう。
ヘルメットの貸し出しについて
三原山頂口近くの歌乃茶屋にはヘルメットが設置されていて、誰でも自由に使うことが出来ます。
伊豆大島の温泉情報
登山の後にはやっぱり温泉につかって疲れをとりたいところです。
伊豆大島にはいくつかの温泉が有ります。
元町 浜の湯
住所 〒100-0101 東京都大島町元町トンチ畑882電話番号 04992-2-2870
営業時間 13:00~19:00 夏期は11:00~19:00(天候により休)
元町港から徒歩で3分ほどの所に有ります。
目の前に海見下ろせる広々した露天風呂です。
男女混浴で水着着用のみです。
夕日を見ながらお風呂に入ることも出来ちゃいます。
愛ランドセンター御神火温泉
住所 東京都大島町元町字仲野原1-8電話番号 04992-2-0909
営業時間 営業時間 9:00~21:00
休館日第2水・木曜日
(但し、2月・3月・8月は月一回不定期)
浜の湯に隣接する町営の温泉施設です。
打たせ湯、さら湯、ジャクジー、寝湯、サウナなどが有ります。
三原山温泉・大島温泉ホテル
住所 〒100-0103 東京都大島町泉津字木積場3号電話番号 04992-2-1673
営業時間 6:00~9:00、13:00~20:00
元町港から車で30分の場所にあります。
地下約300mから69℃以上の温泉を汲み上げていて、大浴場と露天の温泉が楽しめます。
温泉からは大島の大自然を味わえます。
伊豆大島のその他のおすすめは?
伊豆大島へ泊りで行くなら、1日ハイキングで1日観光が出来ちゃいます。
観光スポットはいくつかおすすめが有りますのでご紹介しちゃいます。
都立大島公園で動物と植物を鑑賞しよう。
住所 東京都大島町泉津福重2営業時間 8:30〜17:00 年中無休
料金 無料
ウェブサイト ウェブサイト 島の動物園「東京都立大島公園 動物園」
アクセス 元町港から車で30分、岡田港から車で15分
この施設、結構珍しい動物もいるのに、なんと無料です!
これは行かない手はないです。
砂漠が有るからなのかはわかりませんが、ラクダがいます。
そして、ワオキツネザルもたくさんいます。
時間が有れば是非行ってみてください。
また、この東京都立大島公園には、海側に植物園、山側に椿園が有り、10月~3月まではサザンカと椿が見頃です。
冬には椿祭りが開催されますので、時期を合わせて行くのもいいですね。
不安な人はツアーを利用しよう!
自分で船の予約や宿の予約をするのは不安という方は、ツアーを利用するのも1つの手です。
お値段は少しお高めになりますが、その分安心感があります。
登山に慣れていない方でも現地ガイドがついてくれて安心だし、宿も決められているので楽ちんです。
まとめ
伊豆大島の三原山は初心者でも挑戦しやすく、変化に富んで面白いハイキングコースです。
歩いている途中途中で海が見えるのは、島ハイキングならではです。
お天気がとてもいいと富士山も見ることが出来ます。
宿泊して、お天気の良さそうな日にハイキングを楽しんで、もう一日は観光するのがおすすめです。