ロープウェイを利用して楽々登山!初心者も挑戦できる山16選‼
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ロープウェイを使うのは観光客だけだなんて思っていませんか?
そんなことは有りません。
下から歩くと標高の高い場所へ行くのは大変ですが、ロープウェイを使えば一気に高度を上げられます。
高度を一気にあげたら、その高い地点からさらに先に進むことが出来るので、下から登っていたらとても行けなかったような場所に行けちゃったりもします。
使えるものはどんどん使って、より素晴らしい自然を満喫しましょう。
目次
ロープウェイを使って登山が出来る山!
ロープウェイを使って色々な登山に挑戦してみてね。
ロープウェイを使ってさらに登山も楽しめる全国の山をご紹介します。
主に初心者でも楽しむことができるコースの有る山をピックアップしました。
黒岳[北海道]
黒岳は石狩山地 大雪山の北東の隅に位置していて、標高1,984mの山です。
ロープウェイとペアリフトで登った先は黒岳の7合目の地点になります。
そこから山頂までは約1時間半で行けて、登山靴のレンタルも有ります。
大雪山系の山々の中で最も短時間で登れてしまうので、初心者にもおすすめです。
八甲田山[青森県]
八甲田山は青森市の南側にそびえる複数火山の総称で、 主峰の大岳は1,585m有ります。
百名山の1つでも有り、新田次郎さんの「八甲田山死の彷徨」という本の舞台としても有名です。
八甲田ロープウェイの到着駅には、ひょうたん型の整備された遊歩道が有り、短いコースで約30分、長いコースでは約60分で周ることができます。
また、下りメインの毛無パラダイスラインは初心者向けの登山ルートで2時間半ほどで降りてくることができます。
八海山[新潟県]
八海山は新潟県南魚沼市にある岩峰群で、最高峰の入道岳は標高1,778m有ります。
日本二百名山の1つで、越後三山の1つでも有ります。
ロープウェーの山頂駅からは、麓の駅まで徒歩で1時間半ほどで降りてこられます。
また、山頂駅からさらに上に登り女人堂まで行って戻ってくると往復約2時間半ほどで山頂駅まで戻ってくることもできます。
蔵王山 [山形県・宮城県]
蔵王連峰は宮城県と山形県の両県南部の県境に有ります。
冬のスキー場や樹氷はとても有名ですが、それ以外の季節も春は新緑、夏は高山植物、秋は紅葉と1年中自然を満喫できる素敵な場所です。
ロープウェイで登った先には、1時間から2時間で周れるコースがいくつも有ります。
ビギナー向けコースと一般向けコースがそれぞれいくつもあるので、好きなコースを選べます。
沼や植物園なども有るので何度行っても楽しめます。
安達太良山[福島県]
福島県中部にある活火山で標高1,700mの山です。
日本百名山の1つというだけではなく、新日本百名山、花の百名山およびうつくしま百名山にも選定されている山です。
初心者向けコースとしては、ロープウェイを降りたところから安達太良山へ登りロープウェイの乗り場の奥岳まで下りてくる4時間ほどのコースになります。
西吾妻山 [山形県・福島県]
西吾妻山は、標高2,035m有る日本百名山の1つです。
ロープウェイとリフトを乗り継いだ先は標高1,800m付近まで行くことができます。
そこから吾妻山山頂までは約2時間ほどかかります。
途中には眺めがいい梵天岩、天狗岩があり、天狗岩の先に吾妻神社が有ります。
北横岳[長野県]
北横岳は八ヶ岳連峰北部の山で標高2,480m有ります。
ロープウェイを降りるとそこはすでに2,237mの地点です。
山頂駅からは1周約30分ほどで周れる散策路が有ります。
それだけでは物足りない方はそこから横岳までなら1時間ちょっとで行くことも出来ます。
立山[富山県・長野県]
立山にはロープウェイだけではなく、ケーブルカー、トロリーバスなど色々な乗り物が有ります。
ちなみに立山のロープウェイは日本最長です。
そして、立山にはみくりが池や地獄谷展望台や日本最古の山小屋などみどころもたくさん有ります。
初心者から上級者まで様々なコースがあるので、自分に合ったコースを選ぶことが出来ます。
谷川岳[群馬県・新潟県]
谷川岳は群馬・新潟の県境にある山で、日本百名山の1つです。
リフトも使って登るとその地点は1,502mです。
ロープウェイとリフトで登った後、100分ほどで歩いて戻ってくるお手軽なコースが有ります。
また、山頂までは約2時間半ほどで行くことが出来ます。
コースを選べば日帰りでも登ることができるのも人気のポイントです。
木曽駒ヶ岳[長野県]
木曽駒ケ岳は中央アルプスの最高峰で、百名山の1つでも有ります。
新田次郎さん著「聖職の碑」の舞台の山でも有ります。
初心者でも行けるのか不安になりますが、ロープウェイを使えばそれも可能です。
ロープウェイの到着駅「千畳敷駅」から約往復で4時間ほどで木曽駒ケ岳まで行って帰ってこられます。
ただし、初心者向けとは言え危険な箇所もありますし、季節もしっかり選ぶ必要が有ります。
服装、装備はしっかりしたものを準備しましょう。
日光白根山[栃木県・群馬県]
栃木・群馬の県境に位置する日光白根山は標高2,578mで、日本百名山の1つです。
ロープウェイ山頂駅に降りると溶岩ドームがすぐに目に入ります。
ロープウェイの山頂駅から白根山山頂まで往復で約5~6時間ほどかかりますが、道は整備が行き届いているので初心者でも歩きやすいコースです。
また、ロープウェイ駅から約45分で周れる自然散策路や約2時間ほどで周れる史跡散策コースなどのお手軽なコースも有ります。
茶臼岳(那須岳)[福島県・栃木県]
那須岳は日本百名山の1つで、そしてその主峰が茶臼岳で標高が1,915m有ります。
ロープウェイで到着したところは茶臼岳の9合目で1,684mの高さです。
そこから、茶臼岳の山頂までは歩いて約50分ほどで山頂まで行くことが出来ます。
山頂部には噴火口が有り白い噴煙を噴き上げています。
那須岳は紅葉も素晴らしく、とても人気の山です。
筑波山[茨城県]
筑波山は日本百名山の1つですが、その中では一番標高が低い山です。
そして、西側の男体山(標高871m)と東側の女体山( 標高877m)からなる山です。
ケーブルカーもしくはロープウェイに乗れば一気に山頂までいけます。
そして、山頂付近には自然研究路が有り1周約1時間で周ってこられる道が有ります。
また、登山コースもいくつか有るので、自分のレベルや興味に合わせてコースを選べるのも嬉しいです。
鋸山[千葉県]
鋸山は千葉県に有る329mの低い山です。
ですが、ロープウェイで登った先には、広大な敷地を誇る日本寺境内が有り、 大仏や百尺観音、千五百羅漢など様々なみどころが有ります。
中でも、山頂展望台の「地獄のぞき」はスリリングで、とても有名な場所です。
ハイキングをしながら観光も出来、低山ながらも一度は登りたい山です。
身延山[山梨県]
身延山は山梨県南巨摩郡身延町と早川町の境にある標高1,153mの山です。
山頂には三つの展望台が有り、素晴らしいパノラマビューを堪能できます。
ロープウェイで山頂まで登ったら、西コースなら2時間半、東コースなら2時間で下ってこられます。
登りが苦手な人には嬉しい、下りのみのお手軽登山を楽しめます。
石鎚山[愛媛県]
石鎚山は、愛媛県に有る西日本の最高峰の山で標高1,982m有ります。
厳しい修行をする修験の山の一つとして有名で、 日本百名山の1つです。
ロープウェイ山頂成就駅から石鎚山山頂までは約2時間半から3時間ほどで登れます。
途中4か所の鎖場が有りますが、迂回路もありますので体力に自信のない方はそちらを利用しましょう。
山頂までだと距離が長ければ、途中の石鎚神社成就社までなら20分、遥拝所までなら約1時間で行けるのでそこまで行って帰ってくることも出来ます。
ロープウェイ登山で気を付ける事
・ロープウェイの運航情報に注意!
ロープウェイは、雷、風、その他やむを得ず運転見合わせ、または休止する場合が有りますので気を付けましょう。
また、コロナの影響で運行していない場合も有りますのであらかじめ確認するのを忘れずに。
・ロープウェイの営業時間に注意
また、ロープウェイには営業時間が有りますので、下りにもロープウェイを利用するつもりなら何時まで営業しているかを必ずチェックしておきましょう。
そして、必ずその時間には戻れるよう、余裕をもった行動をしましょう。
・気温差と積雪に注意!
ロープウェイを使うと一気に標高の高い場所まで行けてしまうので、気温差がかなり有ります。
防寒着の用意はしっかりする必要が有りますし、また季節によっては雪の心配もしなければいけません。
初心者向けコースと言われていても、雪が有るととても危険になるので止めましょう。
・しっかりした山の装備で
遊歩道などはほとんどがしっかり整備されていますが、そうでないコースは初心者コースとはいえでこぼこした登山道で有る場合が多いです。
しっかりとした登山の服装をすることと、持ち物を用意しましょう。
また、地図も必ず用意して持参しましょう。
★登山の服装についてはこちら↓↓↓
★登山の持物についてはこちら ↓↓↓
まとめ
全国にロープウェイの有る山は結構あります。
登山にロープウェイを使うなんて邪道だ!と思う方もいるかもしれませんが、ロープウェイを使うことで、その分その先の山まで楽しめるなら、積極的に使うのもいいと個人的には思います。
また、初心者でなかなか高度の高いところまで行くのは難しい方は、ロープウェイを利用して高山の良さを楽しんでいただきたいです。
登山をやる目的や理由は人それぞれで、とにかく素敵な景色や風景を見たい方には、そこまでハードなものを望んでいない方も多いでしょう。
ロープウェイをうまく利用して、山をうまく楽しんでください。