<初心者向け>登山の持ち物・装備リスト!~日帰りから泊り山行まで~
目次
5.山小屋泊の場合に必要な持ち物・装備は?
◆山小屋泊の場合にさらに必要な持ち物・装備リスト
歯ブラシ、もしくは歯磨きガムなど | 歯磨き粉は環境を考えて基本はNGです。 |
汗拭きシート | お風呂に入れない場合は体を拭くだけでもスッキリします。 |
耳栓 | いびきがひどくて寝れない対策です。 |
着替え | 着替えない場合も有りますが、アンダーだけでも替えるとスッキリ。 |
山小屋によっては、布団がない小屋も有ります。
その場合には、寝袋(シュラフ)・シュラフカバー・エアーマットも必要になります。
山小屋の情報を事前に必ず確認しましょう。
◆持ち物・装備をくわしく解説!
歯ブラシもしくは歯磨きガムなど
山では歯磨き粉は環境汚染を考えて使わないようにしましょう。
ただ、歯ブラシで磨いて口をすすぐだけでもスッキリしますので、歯ブラシは有るといいです。
または、歯磨きガムを持参してもいいでしょう。
汗拭きシート
お風呂がついていない山小屋や時間がなく入れない場合などは、せめてシートで体を拭くだけでもだいぶ違います。
女性には特に有ると便利です。 頭や髪もふくと気持ちがいいですよ。
耳栓
そばに寝た人のいびきがうるさくて寝れないなんて事はよくあります。
寝不足だと次の日の山行にも影響が出てしまいますので、持っていると安心です。
6.テント泊の場合に必要な持ち物・装備は?
◆テント泊の場合にさらに必要な持ち物・装備リスト
テント | グループで行くなら分担して持参します。 |
寝袋 (シュラフ) | 当然必要です。 |
シュラフカバー | 雨が降ることも有るので、有った方がいいです。 |
エアーマット | 無いと下が痛くて寝れません。 |
耳栓 | 山小屋同様いびき対策です。 |
サンダル | ちょっとトイレに行ったりするのに有ると便利。 |
着替え | 万が一服が濡れてしまった時のために持参しておきましょう。 |
◆持ち物・装備をくわしく解説!
テント
大きいテントだと結構荷物が重くなります。
数人で行くなら分担して持ちましょう。
寝袋(シュラフ)
寝袋には大きく分けて夏山用・3シーズン用・雪山用と有ります。
初めて購入するなら、3シーズン用がおすすめです。
寝袋の収納には結構時間がかかりますので、行く前に練習しておくと良いです。
きっちり端から折って収納しようと入りきりません。
私は初めて寝袋を使用した時、収納袋に寝袋が入らず非常に焦りました。
その後友人に入れ方を教えてもらってなんとか収納できてホッとしたものです。
端っこからくしゃくしゃにしながら、袋に押し込んでしまうときっちり収納することが出来ます。
シュラフカバー
寝ている間に万が一雨が降ってしまった場合、朝起きたらシュラフがびしょびしょになっていたなんてことになってしまいます。
テントの中にいても濡れてしまうことが有りますので、カバーも持参しましょう。
エアーマット
シュラフの下に敷くマットです。
そのままだと、下が固くて体が痛くなってしまいます。
また、冷たい地面から寒さが伝わってとても寒いです。
マットが有った方が快適に眠れます。
汗拭きシート
テント泊だと、小屋泊よりもお風呂に入れない場合が多いですので、1日ならまだしも数日の連泊なら、やはり有った方が便利です。
体だけではなく頭も地肌をこれで拭くとだいぶスッキリします。
耳栓
山小屋同様にいびき対策として有ると便利です。
サンダル
テントでは、外に出る度に登山靴を履くのは面倒ですので、軽いサンダルが有るとさっと履いて外に出れるので楽ちんです。
7.富士登山に行くのに必要な持ち物・装備は?
基本的な持ち物はどの山でも同じです。
ただ、富士山へ行く場合気を付けたいのは、富士山は標高3700Mの日本一高い山だということ!!
とても標高が高い山なのに、日本一の山ということもあって初心者でも登ってしまうことの多い山です。
気を付けたいのは、山の上は想像以上に寒いかもしれないということです。
晴れた日でも気温は低いですし、風や雨だと体感温度は下がります。
とにかく防寒着はしっかり持っていくのは重要で、少し多めに持参した方がいいでしょう。
また、山の上は天気が変わりやすいので、必ずレインウェアは上下わかれたしっかりしたものを持参しましょう。
服が雨に濡れてしまうと、低体温症の危険が伴います。
また、長い時間歩きますので、ご飯だったりおやつだったりをこまめにお腹に入れられるよう持参しましょう。
お腹がすくと、自分でもびっくりするぐらい体が動かなくなってしまいます。
8.持ち物・装備を準備する上で大事なこと!
・行く前にリストでチェックすること!
登山へ行く前に、忘れ物がないか持ち物リストでチェックしましょう。
登山の持ち物・装備リストをエクセルで用意しましたので、必要な方はダウンロードしてご利用ください。
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・重すぎないようにする!
初心者は特にあれやこれや持って行ってしまいがちです。
あまりに重いと、登山途中でへばってしまうので注意しましょう。
必要最低限のものにしっかり絞り込んで持参しましょう。
・リュックの詰め方もとても重要
同じ荷物でもリュックの詰め方で、重く感じたり軽くかんじたりします。
出来るだけ体が楽になるよう、詰め方も注意しましょう。
詳しくはこちらのページで解説していますので、参照ください。
↓ ↓ ↓ ↓
★損してない!?登山のリュックの詰め方(パッキング)にはコツが有る!
・数人で行くなら分担できるものは分担する
数人で登山へ行くなら、皆で飲むお茶だったり救急セットなどは、相談して担当を決めて持って行くと無駄な荷物が少なくなります。
9.登山の装備はレンタルで借りることもできます。
リュックやヘッドランプ、レインウェア、靴など購入に迷っていたら、とりあえず初回はレンタルするという方法も有ります。
富士登山のセットや屋久島登山セット、初めての登山セットなど、まとめてセットで借りることも出来ます。
登山用品は長く使うものがほとんどですので、購入に失敗したくない方は、まずはレンタルしてみるのもひとつの方法です。
登山用品をレンタルするならこちらまとめ
登山の持ち物・装備について詳しくご紹介しました。
初めての登山、初めての山小屋、初めてのテント泊などで持ち物がわからない方は、ご参考にしてください。
登山へ行く前に必ずリストで忘れ物がないかをチェックしましょう。
最初のうちは何が重要でなにが必要ないかというのがわからないかもしれませんが、行くうちに持ち物の重要度がわかってきます。
たった一つのものが、万が一の場合にあなたの命を助けてくれるかもしれません。
持ち物・装備はとても重要ですので、しっかりと準備をしてください。