西沢渓谷|1度は行きたい癒しの渓谷、初心者ハイキングにもおすすめ!

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山梨に有る、国内屈指の渓谷美を誇る西沢渓谷へは行ったことは有りますか?
もしまだ行ったことないなら、是非一度はお天気の良い日に足を運んでいただきたいです!
いや、1度行ったらきっと、季節を変えて再び行きたくなることでしょう。
西沢渓谷は、森林セラピー基地に認定された他、平成の名水100選、水源の森100選、などにも選定されました。
また日本の滝100選に選ばれた「七ツ釜五段の滝」をはじめ、数々の滝が有りとても綺麗なエメラルドグリーンの滝をたくさん堪能できます。
特に晴れた日の滝の美しさは、感動ものです!
こらから、行ってみたい!という方に西沢渓谷の素晴らしさ、楽しみ方についてご紹介させていただきます。
目次
西沢渓谷ハイキングコース
西沢渓谷入口—(30分)—西沢山荘—(20分)—三重の滝—(10分)—人面洞—(10分)—竜神の滝—(5分)—恋糸の滝—(5分)—貞泉の滝—(5分)—母胎淵—(25分)—七ツ釜五段の滝—(5分)—不動滝—(15分)—旧森林軌道—(35分)—大久保沢—(30分)—ネトリ大橋—(20分)—西沢渓谷入口
1周約3時間30分(休憩は含まない)
※午後からの入山は止めましょう。
道が整備されているので、わかりやすくて道に迷いにくいです。
往路と復路が違う道を通り、基本一方通行となっています。
西沢渓谷おすすめポイント
1.滝

日本の滝百選に選ばれた「七ツ釜五段の滝」をはじめ、三重の滝、竜神の滝、恋糸の滝、貞泉の滝など次々に滝が現れ、そのどれもがエメラルドグリーンでとても美しいです。
見る角度や、お天気によっても色が違って見えます。
特に晴れの日の方がその美しさもより素晴らしく、本当にきれいなエメラルドグリーンに感動します。
また、それぞれの滝ごとに形も様々で、飽きません。
2.森林浴

森林浴のリラックス効果が実証され、森林セラピー基地に認定されました。
葉っぱが揺れる音や小鳥のさえずりを聞いたり、森の緑をながめるだけでも、血圧が下がったり脳の活動を沈静化させたりする効果があります。
川のすぐそばを伝って歩く様な道も有り、とても気持ちがいいですよ。
そして、美しい景色だったり花を見るとわくわくして、日頃のストレスが吹っ飛び、とても身体にもいいんです!
3.岩や橋や他にも色々
滝の他にも橋がたくさん出てきます。色んな形の橋を楽しめ、また橋を渡る楽しさもあります。

また、歩いて行く道中、名前が付けられた変わった形の岩が有ったり、橋にも名前がついていたりして見どころがたくさん有ります。
例えば・・・
「カエル岩」というカエルの形をした岩が有ったり(奥にある尖った岩がそれ。角度的にわかり辛いけど、横から見るとカエルっぽい)、

「ふぐ岩」という名の岩が有ったり、

他にも「ウナギの床」とか「人面洞」とか、色々なものがでてきます。
そして往路は、川から離れてしまうのでつまらないかと思いきや、道よりだいぶ下の方に川が流れているので、ずーっと川の音が聞こえます。
水の音を聞きながら緩やかなくだりを歩くのはとても気持ちがいいです。
また、昔、馬とトロッコを使って木材を搬送していたため、そのなごりでトロッコの線路跡が残っていたり、

昔事故が有った解説が書いて有ったり、

山の神様が祭ってあったり、

なんだかんだと楽しませてくれます。
4.シャクナゲ、紅葉を楽しむ

特に5月のアズマシャクナゲ、秋の紅葉シーズンは人気で、混雑する日も有りますがそれでも行きたいほど素晴らしいです。
紅葉の見頃はだいたい10月中旬~11月上旬です。(10月中旬に色づき始めます。)
ただ、あまりにも混むのは嫌な方は、それ以外の季節でも充分楽しめます。
春には新緑、夏には清涼感あふれる景観など、静かな渓谷を満喫できます。
ちなみに冬季は閉鎖している期間が有ります。
4.都心からも近い
車で行くのがおすすめですが、車は無理な方はバスでもちゃんと時刻など調べて行けば、都心から日帰りで秘境の地に行けてしまいます。
5.西沢渓谷付近のトイレ

西沢渓谷蒟蒻館付近に1か所、ネトリ大橋付近に1カ所、西沢山荘付近に1カ所、頂上にも1か所有ります。
山のトイレにしては綺麗な方です。
頂上のトイレは独特で、手前と奥に2か所有り、混んでる時期には並んでしまうことも有ります。
時間の余裕をみておきましょう。
↓頂上のトイレ。横は休憩スペース。

それから、人が多い時期にはペーパー切れの危険も有るので、必ず持参した方が良いですよ。
西沢渓谷の楽しみ方
入口でよもぎ餅

入口付近のドライブイン不動小屋で、よもぎ餅が販売されています。
ここでよもぎ餅を買ってハイキングへ向かう人も多いです。
歩いて疲れると甘いものが食べたくなるので、買っておくのもいいです。
ここでよもぎ餅を買うと、後で食べるのを楽しみにがんばれます。
河原でのんびり

おすすめ河原休憩ポイントが2か所あります。
最初の場所はカエル岩から少し行った辺りに道から河原へ降りられる場所が有ります。
そして、もう1つは七ツ釜五段の滝を過ぎて不動の滝付近にやはり河原へ降りられます。
ここで、おやつを食べたりランチを食べたり、お湯を沸かしてお茶するなりするととても心地がいいです。
入口で買ったよもぎ餅を食べるのもいいですね。
河原ですので石がごろごろしていて、ベンチなどはないですが、皆適当な石をみつけて腰かけていました。
心地良くて長ーく居てしまうので、時間はちゃんとチェックしながら休憩してください。
夏でも足を川に付けると、凄ーく冷たくて長く付けておけないくらいです。
でも、とても気持ちいいので、足をつけなくても手で触ってみてください。
夏は特に気持ちがいいです。
ちなみにこの先の休憩ポイントは、ここから急な登りを5分ほど登ると「滝の上展望台」に到着します。
ここにはベンチも少し有ってトイレも有ります。
混んでいる時期だとあっという間に埋まってしまいますので、レジャーシートを持参すると空きスペースでもご飯が食べられます。
そして、まだもう少し先まで頑張れる方はさらにこの先「大展望台」まで行くと、少しですがベンチが有ります。
「滝の上展望台」よりはすいている事が多いです。
ここからの展望もなかなか良いですよ。
滝をながめる

ところどころに、ちゃんと滝をながめるためのスペースが作られたりもしているので、小休憩しつつ何かをつまみながら滝を眺めるのもいいです。
とても綺麗な色の滝に癒されます。
特に「七ツ釜五段の滝」は、五段全てをまとめてみることはできないのですが、色が綺麗なだけでなく形も美しく、何枚も写真を撮りたくなってしまいます。
西沢渓谷をガイドさんに案内してもらう
初めてでも道はわかりやすいので自分達でも全然周れますが、ガイドさんに案内してもらうこともできます。
いろんな案内や解説もしてくれるので頼みたい方は催行予定日の3ヶ月前〜2週間前までに申し込みしておきましょう。
問い合わせ先山梨市西沢渓谷ガイドの会事務局 TEL0553-20-1400
実施期間:毎年5月~11月
8人まで一人5000円
西沢渓谷ハイキング帰りにこんにゃく館へ

渓谷入口と道の駅の間に「こんにゃく館」が有ります。
こんにゃく焼きそばとかこんにゃくカレーとか色々なこんにゃくを使った商品が200種類も有るらしいです。
こんにゃく尽くしで、いろんなこんにゃく料理が味わえます。
バスや電車で行った方もここならさっと寄れて便利です。ビールも有りますよ。
住所 山梨県山梨市三富川浦1822-17
予約・問い合わせ 0553-39-2002
西沢渓谷ハイキング帰りに温泉へ

疲れた後にはやっぱり温泉ですよね。
時間的に余裕が有れば寄っておきたいところです。
車で来た方だったら、寄りやすい温泉が有ります。
住所 〒404-0204 山梨県山梨市三富下釜口447
TEL 0553-39-2610
西沢渓谷ハイキング帰りにほうとうを

山梨は美味しいほうとうで有名です。
帰りにお腹がすいたら、ほうとうを食べて帰るのもおすすめです。
これもお楽しみの1つに加えてもいいかもしれません。
西沢渓谷を歩く際の注意点

道が整備されていて道にも迷いにくいので、難易度は初心者向けとしていますが、装備はちゃんと登山の支度をして行きましょう。
スカートや、ショルダーバックで行くのは止めた方がいいです。
川沿いの濡れている岩の上を鎖をつたって渡ったり、傾斜部分が有ったり、道が狭く横が崖なところも有ります。
靴は滑りにくい登山靴もしくはトレッキングシューズにしましょう。
サンダルやタウンシューズはとても危険です。
夏でも川原付近にいると涼しくて寒く感じる場合が有りますので、必ず防寒着も持って行きましょう。
休憩の際には、さっと1枚はおると体が冷えません。
以前8月の暑い日に行った時にもお湯を沸かしてお茶を飲みましたが、美味しく感じました。
雨の日だったり、雨の後だったりすると、滑る箇所が結構あって怖いです。
出来れば晴れの天気予報の日に行く方が安全です。
★登山の服装・持ち物について詳しく知りたい方は下のページを参照下さい。
↓ ↓ ↓ ↓
西沢渓谷ハイキング情報
遊歩道は冬期閉鎖されます。通常12/1〜4/28ですが、積雪の状況によって前後する可能性が有ります。
事前に必ず確認しましょう。

西沢渓谷住所
山梨県山梨市富川浦
西沢渓谷アクセス
<電車・バス・タクシー>
・JR中央本線 「山梨駅」~西沢渓谷行きバスで約60分 「西沢渓谷入口」下車
※バスは往復ともに1日4本程度です。あらかじめ問い合わせしておきましょう。
※帰り西沢渓谷入口から山梨へ向かうバスは16時25が最終です。(2023年1月現在)
運行情報
山梨市役所総務課 TEL 0553-22-1111
・JR中央本線「塩山駅」~西沢渓谷行きバスで約60分
※運休期間あり、季節及び土・日・祝日のみ
詳しくは山梨交通へ TEL 0553-33-3141
・JR中央本線「山梨駅」からタクシーで約30分
<車>
中央自動車道勝沼ICから国道140号経由約50分
関越自動車道花園ICから国道140号経由約120分
西沢渓谷付近の駐車場

市営駐車場 60台 無料(紅葉シーズンは1部有料化)
道の駅みとみ北側駐車場 200台(紅葉時期有料)
他にも民間有料駐車場有り
<問い合わせ>
山梨観光課 TEL 0553-22-1111
山梨市駅前観光案内所 TEL 0553-21-8000
道の駅みとみ サイト
山梨市観光協会公式ホームページ
西沢渓谷が載っている地図は?

↓ ↓ ↓ ↓
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以上、日帰りでも行けちゃう素敵な渓谷、西沢渓谷のご紹介でした。
写真でも充分綺麗に見えますが、実際に行くともっともっと綺麗で素晴らしく、森林にも癒されて行って良かったと思うはずです。
登山ですので、それなりに疲れますが、その分心は晴れ晴れさわやかな気持ちになり、気づけばストレスもどこえやらとなっているでしょう。
素敵な森林浴、素敵な渓谷鑑賞、素敵なハイキングをお楽しみください。