登山の魅力13選!辛くて苦しいのに、なぜまた山に行きたくなるの?
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山登りが趣味だと人に言うと、山に全く興味ない人からは
「辛くて苦しいのになんでわざわざ山に登るの?」
なんてことを言われます。
「そこに山があるから」なんて言っても、もちろん全然納得してもらえません。
私だって、登っている時はきついし辛いしで、
「なんで私は山に来てしまったんだろう…」
なんて思うことも有るんです。
それでも、下山後また再び他の山への行く計画をたて、後日登っている自分がいます。
一体なぜなのでしょう。
自分は何で山に登るのか、改めて登山の魅力について考えてみました。
目次
1.健康に良くて運動不足を解消できる
登山のような長時間の有酸素運動は心肺機能を強くしてくれ、また循環器系の働きもよくしてくれます。
そして全身の筋肉の運動にもなるので、続けることで疲れにくい体を作ってくれます。
また、自然の中に身をおくことは森林浴となり、癒しの効果も期待できます。
登山から帰ってくると、もちろん疲れているんですけど何とも心地よい疲れで、
心もなんだかスッキリしています。
楽しみながら運動ができる上に、心にも体にも良いなんてすごくお得です!!
2.自分のペースで出来る勝ち負けのないスポーツ
私は、体を動かすことが好きなのですが勝負事が嫌いで、以前はテニスをやっていた時期も有るのですが、最終的に試合をするのがどうも嫌で、結局やめてしまいました。
それでも、やっぱり体のためには運動はしたいと思っていて、登山をはじめてみることにしました。
登山は誰かと戦う必要がないので、勝負を気にせず自分のペースで自分の体力に合った山へ登ることができます。
しいて言えば、決めたコースを歩ききることが出来るかという自分との戦いです。
まさに人との勝負事が苦手な人向きのスポーツです。
3.自然の中で食べるご飯、飲むコーヒーが最高に美味しい
綺麗な空気の中、自然に囲まれて、自然の音を聞きながら食べるご飯は、下界で食べる何倍も何十倍も美味しいです。
また、山頂でのコーヒーも達成感も加わり同じくとても美味しく感じます。例えそれがインスタントでも。
そして、一人で食べてももちろん美味しいのですが、一緒に行った仲間と一緒に食べるとさらに楽しい気分も加わり、もっともっと美味しくなります。
私の中では、もしかしたら山に登る一番の理由は、これかもしれません。
ですので、山へ行く時は出来るだけこの時間を多くとるようにしています。
私のリュックにはカップは必需品となっています。
4.達成感を味わえる
山の頂上を目指して歩き、頂上へ無事にたどりつけた時は、最高の達成感を感じられます。
やったー!!
というなんとも言えない嬉しい気分です。
頑張った自分を褒めてあげたくなります。
お天気が晴れていて景色が見渡せた時は、普通に生活していたら決して見ることが出来なかった景色を見られたのですから、その達成感もひとしおです。
それまでの苦労は一気に吹き飛びます。
また、山の頂上を目指すのではなく、その日はただ山の中を歩いただけだとしても、今日はこのルートを歩くのだと計画をして決めた通りに無事に歩けたら、やっぱり達成感を感じられるものです。
5.ストレスの発散になる
日頃仕事で疲れていてストレスがたまっていたり、気づくとイライラばかりしている時は有りませんか?
イライラはどんどん蓄積され、不安もどんどん増大してしまいます。
そんな時は、一旦都会の喧騒を離れ、登山に行って自然に囲まれながら歩くと、下山した時にはびっくりするくらいスッキリしています。
これは樹木から発せられるフィトンチッドという物質のせいなのだそうです。
樹木にとっては害虫から身を守るためですが、私たち人間にとっては精神を安定させてくれたり、リラクゼーションの効果がみられるそうで、科学的にも証明されているのだそうです。
頭の中のリセットはとても大切です。
6.自分と向き合える
頂上へむかって歩いている時、頭の中は全くの無の場合もありますが、自然の音(風の音、虫や鳥の声、川の音)を聞きながら、色んな考え事が頭の中をめぐっている時も有ります。
そんな時は、仕事の事、将来の事、家族の事、友人の事など色んなことを考えます。
下界でものを考えるよりも、自然の中での考え事は何事もとても前向きに考えられるような気がします。
悩んでいたことがアホらしく感じられたりもします。
7.ファッションを楽しめる
10年くらい前はまだ、おしゃれな山用のグッツって少なかったのに、山ガールという言葉の出現から(?)もしくは山ブームから(?)なのか、今では本当におしゃれなウェアやグッツがたくさん売っています。
私が山を始めたばかりの頃は、実際にそんなおしゃれなウェアを着ている人も少なかったし、自分自身が着ることは
「なんだか形から入るみたいで恥ずかしい」
とか
「ミーハーだわ」
なんていう思いが強かったです。
でも、たまたま1つ鮮やかな色のかわいいウェアを買って、1度それを着て山へ行ったら、自分のテンションが全然違うことに気づきました。
着るものでこんなにも気持ちが変わるものなのだとわかりました。
山のウェアは、普段はとても着ないような色の派手なものが多いです。
これは、遭難した場合にみつけやすいなどの意味がちゃんと有るのですが、普段とは違うウェアを着ることで、なんか特別な場所に来ている気にさせてくれます。
山のウェアや道具はまた山を登る楽しみの1つなのだと今では強く思います。
8.自然をたっぷり味わえる
晴れていると頂上からは普段はなかなか見られない最高の絶景が拝められたり、雨の日でも苔が綺麗な場所が有ったり、曇っていたり霧だとしてもガスによって幻想的な風景が見られたり、その時々の自然を感じることができます。
時には野生動物が見られたりすることもあります。
高い場所でしかみられない高山植物を見られることも有ります。
自然は時に貴重な体験をさせてくれます。
9.四季を感じられる
同じ山でも行く季節やルートやお天気によって木や森、山の雰囲気が全然変わってしまいます。
咲いているお花も違います。
その季節ならではの風景を見られるので、四季をとても感じられます。
春は桜や新緑、秋は紅葉、冬は雪景色など、色んな季節に山を楽しむのはとても素敵なことです。
普通に暮らしているよりも、山へ行くとより四季を感じられるように思います。
10.人とのコミュニケーションがとれる
数人で山へ行くと、同じ目的をもって一緒に行動することで一体感が生まれます。その日初めて会ったばかりの人でも帰る頃には仲良くなれていたりします。
一緒に辛い思いをし、一緒に楽しく過ごし、一緒に協力することで、普通に出会うよりも親近感を感じられたりもします。
身近に一緒に行く人がいない人は、登山のサークルやツアーもたくさん有ります。
年齢層や内容も様々ですので、自分に合ったものを探して参加してみるのもいいでしょう。
もし一人で山へ行った場合でも、山道ですれ違った人に「こんにちは!」と挨拶をします。
普段はあまり自分から人に話かけるタイプでなくても、皆心がオープンになるのか山ではふと話しかけてしまうことがあるし、よく話しかけられもします。
そのちょっとした人とのふれあいが、人の温かさを感じさせてくれます。
同じ山に来たものどうしの、不思議なつながりのようなものが感じられるのかもしれません。
11.登山後に入る温泉が最高
登山はもちろんたくさん歩くのでたくさん汗をかくし、全身の疲労もすごいです。
ですが、そのあとに入る温泉が最高に気持ちいいです。その日の登山が大変であればあるほど、この気持ち良さは格別です
とてもきつい登山だったとしても、登山の後に温泉の予定があれば、それを楽しみにがんばって先に進めます。
汗を流せるし、疲れた体を癒せます。
出来るだけ山とセットで毎回楽しみたいものです。
12.登山は充実した1日を過ごせる
朝は早い時間からスタートして、山頂にてご飯。
下山後は温泉へ入ったりそのあとまた美味しいご飯を食べたりビールを飲んだりして、ちょっとした小旅行へ行ってきた気分を味わえます。
日帰りでも十分に充実した1日を過ごせます。
13.カメラ好きには素敵な被写体がたくさん有る
登山をやる人は、カメラを持参する人が多く、中にはとても本格的なカメラを持って来られる方もいます。
私は、そんな高級カメラではないですが、やっぱりカメラは必ず持参します。
山には、写真に収めたくなるような素敵なもの、風景、瞬間、お花などがたくさんあります。登山の一番の目的が写真を撮ることだという人もいます。
そういう方の写真を見せていただくと、その日その瞬間だからこそ撮れた写真や、山だからこそ撮れた素晴らしい写真ばかりです。
登山にはこういった楽しみ方も有るのだと学びました。
まとめ
人はなぜきつい、辛い思いをしてまで山に登るのか。
それは、
きつい、辛い以上のものを得ることができるからです。
きつい、辛いの先に有る素晴らしいものの為に登るのです。
登山は、ただ辛いだけではありません。
もし、少しでも山に興味を持ったのなら、「きつそうだから私には無理」とすぐに結論づけずに、まずは是非低山などの軽めの登山から挑戦してみませんか?
低山には低山の魅力があります。
人によっては「登山はお金持ちのやるものだ」と言う人もいますが、そんなことは有りません。
工夫をすれば必ずしもお金がなくてもできます。
登山にも様々な形がありますので、自分のレベルに合った心地いい形がきっとみつかるはずです。
お友達とワイワイ行くのもいいですし、ご夫婦で行くのも絆が深まりますし、また一人で行くのも自信につながるでしょう。
はっきりとした登山の目的がなくてもいいので、あなたも、きつい、辛いの先の素晴らしいものを是非ご自分で見つけて欲しいと思います。