登山に手袋は絶対必要なの?登山で使うおすすめのレディース手袋は?

登山へ行く時、手袋は持参していますか?
登山の持ち物として、手袋はすぐに浮かばないかもしれませんが、実は有った方が断然いいです。
そして、軍手で登山をする方もいますが、できれば登山用に作られたトレッキンググローブの方がより良いです。
登山用の手袋にはいくつか種類が有ります。
登山に手袋がなぜ必要なのか、そしてどういった種類の手袋が有るのか見て行きましょう。
目次
登山に手袋は絶対に必要?
登山には、手袋は必ず必要ということは有りません。
なくても登山は出来ます。
ですが、出来るだけ持参した方がいいです。
ちにみにおかめは季節に関係なく、登山には必ず手袋を持参します。
実際に使ってみると手袋の必要性を凄く感じると思います。
まだ登山用の手袋を使ったことがない方は、今後是非検討してみてください。
登山における手袋の役割は?
登山用の手袋にはいくつかの役割が有り、またその役割に応じた手袋が作られています。
軍手も間に合わせでは良いですが、出来るだけ早く登山用の手袋を購入するのをおすすめします。
・手の保護

登山では登ったり下ったりする際には直接木をつかんだり、地面に手をついたりもします。
転倒すれば手をついて怪我をすることもありますし、藪のような場所を通る際に草で手を切ってしまうことも有ります。
枝が飛び出ていて、当たって怪我をする可能性も有ります。
手袋をしていることで怪我から手を守ることが出来ます。
また、日差しの強い日には紫外線からも手を守ってくれます。
・防水

山では天気の急変も多く、雨に降られることがしばしばあります。
雨の日には、山の気温もぐっと下がります。
防水性能の有る手袋をすることで雨から手を守ります。
また、雪のある季節の登山では、雪をさわって濡れてしまうと手から体温がうばわれてしまいます。
ですので、防水の手袋が手を守ってくれます。
・保温、防寒

山の上は下界に比べて気温が低いです。
手袋をしていないと手がかじかんで思うように動かなくなることもあります。
特に冬はかなり冷え込みますし、たとえ夏でも天気が悪かったり風とおしのいい場所などでは気温はとても下がります。
標高の高い場所へ行く場合には手袋は保温性が重要です。
・グリップ力を高める

岩場やロープを使う場所では、手が滑ってしまうととても危険です。
しっかりと握れる手袋をしていることでより安全に登山が出来ます。
登山用手袋の種類は?
登山用の手袋にも色々な種類が有ります。
まずはどういった種類のものが有るのか知っておきましょう。
ほぼ1年中使える「防風グローブ」
ほぼ1年中使用できるタイプで、主に手の保護、グリップ力を高めるのに使われます。
登山用の手袋を持っていないならまずはこのタイプを1つは持っておくと便利です。
だいたいは防水機能がありませんので、雨の日用と両方持参して使い分ける必要が有ります。
手先の作業がしやすい「指なしグローブ」
手先部分がない手袋ですので、靴の紐を結んだり、携帯をいじったり、カメラを使用したりするのにも手袋をしたままでも作業しやすい手袋です。
暑い夏におすすめです。
雨の日も安心の「防水グローブ」

登山用手袋は通常のものは防水機能はついていないものがほとんどですが、それだと雨の日には濡れてしまって手が冷えてしまいます。
防水性能のある雨の日用の手袋が有りますので別に持参しておいて、雨が降ったら付け替えるという風に使います。
薄手で2枚重ねにも使える「インナーグローブ」

とても薄手の手袋です。
暑い季節ならそのまま単体で使用することも出来ますし、薄手なので上に温かいタイプのグローブを重ねて付けることも可能です。
山に持参しておいて、寒くなったら付けるという風に使えます。
寒い季節向きの「インサーレーショングローブ」
防寒用に中綿が入ったタイプのグローブです。
主に冬場などの寒い季節に使います。
かなり気温が低い時にはインナーグローブと組み合わせてより暖かくして着用します。
登山用手袋を選ぶポイントは?
手袋を使う季節、行く山の気温によって決めよう!

季節によっても使う手袋は変わってきます。
春や秋はまだまだ寒くなるので、温かさも重要です。
夏は暑いですので通気性も大事になってきます。
冬は雪から手を守る防水や保温ができるタイプがいいでしょう。インナーと組み合わせてさらに暖かくすることもできます。
また夏でも山の上はかなり寒いことも有りますので、標高が高い山なのか、そしてお天気によっても気温は大きく変わります。
温度がどのくらいまでになるのか前もって予測してその温度によっては何種類か持参する必要があります。
何のために手袋をするのか使う目的を考えよう。
雨や雪で手が濡れてしまうのを防ぐ目的だったり、あるいは手を保護できればいいのか、そして手が滑らないようにするのが目的なのか、何を一番必要として手袋を買おうとしているのかを考えて購入しましょう。
いくつかの機能を合わせもったものも有りますが、全てに対応できるわけではないので、いくつか目的に合わせて揃えましょう。
岩々の場所を登ったりするような登山には密着性が大事!

岩場を登ったり、ロープを使うような場所があるなら、素手では手を怪我したりするかもしれません。
そういった高度な場所を登るなら特に密着性はとても重要になってきます。
手袋がゆるゆるだと、途中で脱げてしまうのは危険です。
しっかりとサイズの合ったものをするのはとても重要です。
その他に有ると便利な必要機能もチェック!
手袋によって機能も様々で、滑らないように滑り止めがついていたり、虫除けの効果が備わっていたり、手首部分が日に焼けないように長めのデザインになっていたりします。
予備手袋も持参しましょう
手袋は途中外したりした時になくしてしまったりすることもありますし、水で濡れてしまったりもするので、予備も持参するようにしましょう。
いくつも用意するのが難しいなら、予備は滑り止め付きの軍手でもいいでしょう。
おすすめ登山手袋
春から秋頃向けの長い期間使える手袋
◆ノースフェイス シンプルトレカーズグローブ 素材:甲部/ポリエステル95%、ポリウレタン5%
平部/合成皮革
手首/ネオプレーン
カラーは5色あり、タッチパネル対応です。
男女兼用です。
素材:トランスウェット®スコーロン®(ポリエステル100%)
別布:ナノフロント®(ポリエステル100%)・帯電合皮
防虫、吸汗速乾、UVカット機能が有るスコーロン素材のトレッキンググローブです。
カラーはオリーブ、グレー、ネイビーの3色です。
素材: 本体:ポリエステル89%、キュプラ11%
指先部:合成皮革
給水速乾性はもちろん、UV効果もあるグローブです。
親指と人差し指はタッチパネル対応で、拳部分は滑りにくくなっています。
素材 : 甲側 ナイロン(ウェザ-テック)・平側 人工皮革
指の間がメッシュ素材なので、夏場でも通気性がいいです。
親指の付け根と小指の下側が滑り止め素材になっています。
カラーはブラックとグリーンも有ります。
素材:表地 ポリエステル100%、掌側 合成皮革
防水機能と透湿性が有ります。
男女兼用でタッチパネルにも対応しています。
素材:甲側/ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン
掌側/ポリエステル、シリコンプリント
手首のサポートと手の保護、そして日焼け防止を主の目的として作られたトレッキンググローブです。
こぶし部分にはシリコンを使用していてグリップ性も抜群です。
◆アクシーズクイン AXESQUIN レディース トレッキング グローブ W’s UV Mesh Glove Long AG6705素材:東レフィールドセンサー ストレッチメッシュ
組成:ポリエステル100%
女性用なので、デザインも女性らしいデザインです。
色はブラックでカラフルな服とも合わせやすいです。
手首部分が長めに出来ているので、袖と手袋に隙間ができないので、変な日焼け跡になる心配が有りません。
夏におすすめの手袋
◆ノースフェイスシンプルフィンガーレストレッカーズグローブ素材: ポリエステル95%、ポリウレタン5%
平部/合成皮革
手首/ネオプレーン
ストレッチ性のあるメッシュ素材で作られているので夏でも快適です。
拳部分は合成皮革でグリップ性も高いです。
男女兼用です。
素材:トランスウェット®スコーロン®(ポリエステル100%)
別布:ナノフロント®(ポリエステル100%)・合皮
吸汗速乾、UVカット機能はもちろん防虫効果があるグローブです。
グリップ力も高いです。
中3本指の外側にはプルタブがついていて脱ぎやすくなっています。
素材:ポリエステル67%、コットン33%
速乾効果を備えていて撥水性が高い手袋です。
紫外線をしっかりカットしてくれ、夏でも快適な冷却効果があるグローブです。
汗に反応して冷却効果を発揮してくれます。
素材:ポリエステル67%、コットン33%
給水速乾機能も有りつつ、冷却効果も有るので、夏場には快適です。
左右をまとめるフックがついているので、片方だけなくすのを予防出来ます。
素材: ポリエステル100%
防虫加工生地が使われているので虫が寄り付きにくいです。
◆プロモンテ UVケアートレッキンググローブ ウィメンズ素材:甲側/ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン
掌側/ポリエステルPVC
女性用モデルで、手首部分が長めになっています。
サイズはSとSSのみです。
しっかり手にフィットするデザインで、涼感に優れているので夏でも快適です。
寒い季節におすすめの手袋
◆ミレー ウール インナー グローブ メルノウール素材:本体/メルノウール100%
指先(親人中)/ポリエステル85% アクリル15%
親指、中指、人差し指はタッチパネルの操作が出来るセルタッチ仕様です。
保温性の有る薄手のインナーグローブです。
手のひらの部分はシリコンがついていて滑り止めになっています。
男女兼用です。
素材:本体、裏/ポリエステル100% 掌アテ部/合成皮革
裾部/クロロプレンゴム
男女兼用です。
◆ ザ・ノースフェイス 手袋 Versa Loft Etip Glove 3カラー NN61918素材:表地/ポリエステル100% 平部/ポリエステル95%、ポリウレタン5%
補強部/合成皮革 手首/スパンフリース(ポリエステル95%、ポリウレタン5%
タッチスクリーン対応のグローブです。
保温性も通気性も有ります。
素材:掌部/ポリエステル93%、ポリウレタン7%
秋冬用の防風グローブです。男女兼用です。
◆ノースフェイス イーチップグローブ 防寒グッズ スマホ・タッチパネル対応 NN61913 素材:表地/ポリエステル93%、ポリウレタン7%
平部/導電フリース(ポリエステル95%、ポリウレタン5%)
春・秋の寒い日や、冬のインナーグローブとしても使えます。
手袋をしたままスマートフォンのタッチパネルの操作ができます。
フリース素材で保温性が高いです。
男女兼用で、冬はインナーグローブとしても使えます。
雨の日用のグローブ
◆ミズノ トレッキンググローブ 撥水レイルグラブ MIZUNO A2JY8102素材:本体/ナイロン 掌部、指先/合成皮革
親指と一刺し指はタッチパネルに対応している防水のグローブです。
◆ラドウェザー 耐水圧20,000mm、透湿8,000g/m2 手袋 トレッキンググローブ防水性、浸透性は非常に高く、手のひら部分はシリコンによってグリップ性も有ります。手袋をしたままスマホの操作も出来ます。
浸透性も優秀なので、雨の日だけではなく長い期間使用可能です。
雨が降ってきて慌てて防水手袋に付け替えるという手間がありません。
機能面がしっかりしたものを使いたいならこれがおすすめです。
男女兼用です。
まとめ
登山で使う手袋は、一見どんな手袋でもいいような気がしてしまいますが、やっぱり登山用に作られた手袋は機能もしっかりしていてとてもいいです。
まだ持っていない方は出来るだけ早く用意するようにしましょう。