登山の指南書や登山に役立つ本を読みたい人へおすすめの1冊は⁉
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登山をやるにはとても危険が伴います。
また、登山をやる上で、もっともっと色々なことを知っていると、もっと楽しめます。
身近に登山に詳しい人や超ベテランの方がいれば、色々と教えてもらったり、アドバイスしてもらえますが、そういう人がいない人も多いでしょう。
そんな人にも、登山のベテランの方々が様々なためになる本を出してくれています。
色んな知識を得た上で登山をすれば、安全登山につながりますし、もっと充実した登山ライフを送ることができます。
是非、積極的に登山に関する本をどんどん読んでください!
目次
登山初心者におすすめしたい本
登山を始めたばかりだと、何もわからないのでなんとなくで道具を購入してしまったり、値段で決めたりしがちです。
ですが、登山で使う道具は1度購入すると長く使うものが多いです。
自分に合わないものや、使いづらいものを買ってしまっても、 山グッズは高価なものが多いので、しばらく我慢して使うことになってしまいます。
これから登山道具を購入しようとしている方は、こういった本を参考にして購入すると安心です。
また、これからどういった登山をしていこうか考える上でもとても参考になります。
◆「山道具 選び方、使い方」高橋 庄太郎(エイ出版社)
この本は、山で使う様々な道具について、初心者でもとてもわかりやすく解説してくれています。
特に初心者には情報としてとても役立つ上に、読み物としてもとても面白い本です。
こういう本をしっかり読んだ上で選ぶと失敗しないよ。
◆「登山入門」佐藤 勇介(山と渓谷社)
その名のとおり、登山初心者向けの本です。
全てカラーで、写真やイラストも満載で、とても読みやすく内容もわかりやすいです。
長い期間活躍してくれることになるでしょう。
◆「萩原編集長の山塾 実践! 登山入門」 萩原浩司(山と溪谷社)
NHK「実践! にっぽん百名山」という番組の解説者を5年間やっていた萩原編集長による登山技術本です。
登山靴の選び方や登山計画の立て方など初心者でも役立つ情報がたくさん掲載されています。
とてもわかりやすく書かれていて、役立つ1冊です。
登山をやる上で役立つ本
とりあえず一通り道具を揃えて登山を始めても、山でトラブルに遭遇したり、すぐにバテてしまうなど、悩みは尽きません。
もっともっと色々な知識が有ると、もっと山が楽しくなるし、安全に登山が出来るようになります。
そんな登山をやる上で、役立つ本をいくつかご紹介します。
◆「山に登る前に読む本」能勢 博(ブルーバックス)
本の題名から入門書かと思いきやそうではなく、とても専門的な事をわかりやすく解説してくれている本です。
中高年の体力についてや山へ持って行く水分・食料の量のことなど、興味深い内容が満載で、とても面白く役立つ内容です。
登山初心者からベテランまで楽しめる本でしょう。
◆「山でバテないテクニック ~疲れ知らずに山へ登るコツ教えます~」羽根田 治/文 中村 みつを/絵(ヤマケイ山学選書)
登山のノウハウの本ですが、特にバテないための方法が詳しく書かれています。
説得力があり、とても勉強になる本です。
最近体力に自信がないという方は、是非読んでみてください。
◆「ひとり歩きの登山技術 ~不安な単独行から幸福のひとり歩きへ~」(ヤマケイ山学選書)
登山技術の本というよりは単独登山のノウハウ本といった方がいいかもしれません。
著者だけではなく実際に単独登山をされている人の体験が紹介されていて、とても参考になります。
◆「登山力アップの強化書」徳永 哲哉 (のぼろBOOKS)
この本は2017年に西日本新聞社より発刊されました。
中高年の登山者へ向けて、プロの山岳ガイドとして活動する徳永哲哉さんという方が書き下ろした本です。
靴やザックの選び方、トレーニング方法から遭難を回避するために気を付けることなどを解説してくれています。
「遭難予備軍」という言葉にドキッとした方は読んでおいた方がいいかも。
◆「山登りトラブル 回避&対処マニュアル」野口いづみ(大泉書店)
登山中の体調トラブル、怪我の応急処置から自然災害の時の対処方法まで様々な登山中に起こりうるトラブル・アクシデントの回避方法をイラストを使って解説してくれています。
ビニールの表示カバーが付いているので、登山時に持ち歩くのも良いです。
◆「地図を読むと、山はもっとおもしろい!~コミックだからよくわかる読図の「ど」~」鈴木 みき(講談社)
読図はとても大事なのは知ってるけど、結構難しくて理解できない本も多く、挫折しがちです。
そんな方には、漫画で気軽に読めるこの本がおすすめです。
遭難についての本
あなたは遭難予備軍ではありませんか?
どんなに登山歴が長い人でも遭難してしまうことが有ります。
登山に行くときには十分気を付けていると言っても、実際に怖い思いをしていないと、だいぶ甘く考えているものです。
実際に起きた遭難事故をより詳しく知っておくことで、登山をする上での心構えが違ってきます。
実際に起きた遭難事故、実際に遭難にあった人の話などをまとめた本をご紹介します。
◆「ドキュメント 道迷い遭難」羽根田 治(ヤマケイ文庫)
山で道に迷ったらどうすればいいか、頭ではわかっているつもりでも、実際に自分がそんな状況に置かれた時、予想以上に焦りパニックになってしまうものです。
実際に起きた遭難事故を挙げ、なぜ遭難してしまったかや遭難中の行動などが書かれていて、とても引き込まれます。
この本を読んでおくことで、自分自身が万が一そういった状況におかれた時に非常に役立つでしょう。
◆「ドキュメント 生還―山岳遭難からの救出」羽根田 治(ヤマケイ文庫)
上記の「ドキュメント 道迷い遭難」と同じ著者の本です。
遭難し救助されて、結果生還されたという方達のリアルな話です。
緊迫感があり、実際にその場にいるような気がしてしまいます。
◆「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか」羽根田治, 飯田肇, 金田正樹, 山本正嘉(ヤマケイ文庫)
2009年7月にトムラウシ山で実際に起きた大量遭難事故。
4人の筆者がそれぞれの観点でこの事故を分析して書いています。
「低体温症」というものの恐さを知ることも出来ます。
◆「穂高小屋番レスキュー日記」宮田 八郎(山と溪谷社)
人気漫画「岳」の登場人物である穂高の小屋番のモデルとなった宮田八郎氏が登山者に向けて残したメッセージをまとめた本です。
宮田八郎さんは穂高の小屋番であり遭難救助隊員でもありました。
山岳遭難救助の実態について体験をもとに詳しくレポートしています。
山で料理の本
登山に慣れてくると、山で美味しいものが食べたくなってきます。
とはいえ普段家で作るようにはいきません。
山でも簡単に美味しく作れるメニューやコツなどを載せた本は人気があります。
興味が有る方は読んで、少しづつ山で色んな料理を試してみてください。
◆「フライパンで山ごはん」 シンプル・簡単なレシピ90(山と渓谷社)
山で作れるフライパン料理を紹介しています。
簡単で短時間で出来る料理がたくさん載っているので、便利です。
山の上で、そこまで凝ったことをしないで、でも美味しいものを食べたい方におすすめです。
◆「メスティンレシピ」メスティン愛好会(山と溪谷社)
登山やアウトドアで使われる、もともとは飯ごうであるメスティンというクッカー。
そのメスティンを使うと、様々な料理を作ることができます。
この本は、便利なメスティンを使ったレシピ本です。
その他、山で使える便利本
山では色んなお花が咲いていて、それを目当てに山に登る方もいます。
雨の日にはコケが綺麗な山も有ります。コケ好きも増えてきているようです。
お花やコケを見つけて写真に撮っても、なんていう名前かわからないとなんだかモヤモヤしてしまいます。
そんな時に、詳しく載っている本があると、もっと山が楽しくなります。
そんな山をもっと楽しくしてくれる本をご紹介します。
◆「ひと目で見分ける250種 高山植物ポケット図鑑」増村 征夫(新潮文庫)
この本は、お花の図鑑ですが、コンパクトなので山にも持って行けるしさっと調べることができます。
写真、イラストつきなのでとても見やすいのも嬉しいです。
◆「じっくり観察 特徴がわかる コケ図鑑」大石善隆(ナツメ社)
最近増えつつあるコケ好きの方におすすめの本です。
コケには実はすごいたくさんの種類が有るんです。
それらの見分けかたを写真つきで解説してくれています。
◆「原寸大 見分ける低山の花100」新井 和也(山と渓谷社)
主に低山に登る方には、高山植物の図鑑を持っていてもなかなか実物と出会えません。
ですが、この本なら低山に咲いている花を紹介してくれているので、そんな方に嬉しい本です。
似かよった花の区別の仕方なども載っていて、また原寸大で掲載されているのでとても分かりやすいです。
女性におすすめしたい本
女性で登山をする人もとても多くなってきました。
女性ならではの悩みや、男性とは違った見方が有ったりするものです。
女性におすすめしたい本をいくつかご紹介します。
◆「ひとり登山へ、ようこそ!」―女子のための登山入門 鈴木みき(平凡社)
山登りが大好きなイラストレーターの鈴木みきさんのコミックエッセイです。
ひとり登山の魅力と楽しさが伝わってきます。
もちろん、注意すべき点などもちゃんと書いて有ります。
ひとり登山をするつもりでない人でも楽しめる本です。
◆「はじめよう! 山歩きレッスンブック」柏 澄子,大武 美緒子(POCAPOCA)
女性の初心者向けの本で、とてもわかりやすい内容です。
特にこれから山を始めたいと思っている女性におすすめです。
◆「山でお泊まり手帳」 仲川 希良(エイ出版社)
まだ日帰りでしか山へ行ったことがなくて、これから泊りでも行ってみたいと考えている方へ、色んなアドバイスが書いてあります。
女性ならではの悩みを解消するコツも載っているので、女性には嬉しい1冊です。
もちろん、女性だけではなく、老若男女役立ちます。
まとめ
登山人口が増えて、遭難のニュースも度々耳にします。
それでも、どこかで自分は大丈夫と思っていたりします。
おかめ自身も、登山を始めた頃は、あまり深く考えずになんとなくでやってしまっていました。
ですが、今ではそれがどれだけ危険だったかが良く分かります。
登山をする方やこれから始める方は、そこまでしなくてもと思わず、経験者の方の色々な話や助言に耳を傾けていただきたいです。
こういった登山に関する本を読むことで、より安全な登山をしていただきたいです。
こちらのページでは、登山をする上での役立つ知識が得られる本をご紹介しましたが、山岳小説を読むのもとても面白いです。
★山岳小説について興味有る方はこちらの記事をお読みください。
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