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登山好き、山好きにおすすめしたい山岳映画17選(邦画・洋画)!! | 山おかめ

登山好き、山好きにおすすめしたい山岳映画17選(邦画・洋画)!!

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お天気が悪くて登山を断念した時とか、事情があって山には行けず家で過ごさなくてはいけなくなった時、お家で何をして過ごしますか?

そんな時、山好きの方にはやっぱり山岳映画鑑賞がおすすめです。

山岳映画は綺麗な景色が出てくるものも多いし、山に行った気分になれます。

そして、実話やドキュメントが多くとても迫力が有ります。

山好きでない人でももちろん楽しめますし、山好きにはより面白いでしょう。

もしかしたら、今後の登山生活にも大きく影響してくるかもしれません。

山に行きたいけど行けない日には、山岳映画で気分を盛り上げましょう~。

ぶた子
ぶた子
面白い山岳映画はないかな~?
おかめ
おかめ
あるよ!おかめのおすすめの山岳映画はこれ!

山岳映画の邦画おすすめ!

「春を背負って」

出典:amazon

2014年製作
キャスト: 松山ケンイチ、蒼井優、檀ふみ、小林薫、豊川悦司
監督:木村大作
文春文庫『春を背負って』笹本稜平が原作です。
山小屋の大変さもわかりつつも、山小屋に住んでみたくなるような、ほんわかするストーリーです。

簡単なあらすじ(ネタバレが有るかもしれません。)
山小屋を営む厳格な父に育てられた長嶺亨。亨は社会人になり、そんな父から遠ざかるように金融会社でバリバリ働いていた。ある日父の訃報が届き、父の山小屋を継ぐ決心をする。
小さな山小屋で、苦労しながらも温かい時間を過ごしていく心温まるストーリー。

「八甲田山」

出典:amazon

1977年製作
キャスト:高倉健、北大路欣也、丹波哲郎、三國連太郎、加山雄三
監督:森谷司郎
実際に起きた世界最大級の山岳遭難事故を元にした新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」が原作となっています。
実話が元ということでとても考えさせられる映画で、なんといっても映像美が素晴らしいです。

簡単なあらすじ(ネタバレが有るかもしれません。)
明治34年末、日露戦争を前に、露軍と戦うためには雪や寒さに負けない寒地訓練が必要と決まり、その訓練場所として冬の八甲田山が選ばれる。青森と秋田のそれぞれ2か所からスタートする。片や準備万端の少数精鋭だが、片や大人数の無謀な訓練となる。自然の厳しさに兵士が次々と倒れて行く。結果的に199名の死者が出てしまう。

「剣岳 点の記」

劔岳 点の記【Blu-ray】
出典:amazon

2008年製作
キャスト: 浅野忠信、香川照之、宮崎あおい、小澤征悦、井川比佐志、國村隼、夏八木勲、松田龍平、仲村トオル、役所広司
監督:木村大作
日本映画界を代表するカメラマンである木村大作さんが初めて監督をした作品です。
今は当たり前に登れる山でも、昔は大変な思いをして登っていたのだというのがよくわかります。
CGに頼らずに本物の自然を撮ることにこだわって撮影されているので、素晴らしい景色を堪能できます。

簡単なあらすじ(ネタバレが有るかもしれません。)
明治40年、陸地測量部はほとんどの山に登頂をしていたが、剣岳のみまだ誰も登頂した者はいなかった。地図の測量手柴崎芳太郎は、陸軍参謀本部より剣岳の登頂を命じられる。ちょうど同じ頃、日本山岳会の会員も筑波岳登頂を狙っていて、どちらが先に登頂するか競う形になる。

「岳」

岳 -ガク-
出典:amazon

2010年製作
キャスト: 小栗旬、長澤まさみ、佐々木蔵之介、石田卓也、市毛良枝、渡部篤郎
監督:片山修
石塚真一の人気コミック「岳 みんなの山」を映画化したものです。
山岳遭難救助の過酷な現実を知ることが出来ます。

簡単なあらすじ(ネタバレが有るかもしれません。)
山岳遭難救助隊に新人椎名久美が 配属されるところから始まる。やる気満々の久美だったが、遭難の現場の過酷さを知り、辛い思いをしながらも向き合い成長していく。そこに山岳救助ボランティアの島崎三歩(さんぽ)もかかわっていく。遭難救助の過酷な現場に、のほほんとした三歩の姿が不思議でならない久美だが、遭難救助隊として何が必要かを学んでいく。

「植村直己物語」

植村直己物語 [DVD]
出典:amazon

1986年製作
キャスト: 西田敏行、倍賞千恵子、大滝秀治、丹阿弥谷津子
監督:佐藤純彌
世界的な冒険家植村直己さんの生涯を描いた映画です。
記録だけを見るとただただすごい人という感じだけれど、その記録を刻む中では様々な事が起こっていて、そんなに簡単なことではないのだと改めて感じます。

簡単なあらすじ(ネタバレが有るかもしれません。)
後に奥さんとなる公さんに自分の本である「山に青春をかけて」をプレゼントするところから始まる。そして、そこから大学卒業後の冒険の数々を振り返って行く。

山岳映画の洋画のおすすめ!

「MERU/メルー」

MERU/メルー (字幕版)
出典:amazon

2015年製作
キャスト: コンラッド・アンカー、ジミー・チン、レナン・オズターク
監督:ジミー・チン エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ
ドキュメンタリー映画で、実際に難解な山に挑む様子をカメラでおさめたものなので、とても迫力がありますし、実際に自分もそこにいるような感覚になります。
経験しないことには味わう事が難しい、岩につるしたテントの中の様子なども見ることが出来ます。

簡単なあらす (ネタバレが有るかもしれません。)
世界最難関と言われる標高約6250mのヒマラヤ山脈メルー山。その山に三人の登山家が挑むドキュメンタリー。一度目は残念ながら断念する。二度目にチャレンジする前にそのうちの一人が大怪我をし、二度と山には登れないかもと言われつつも再びメルー山へ挑戦することとなる。そして見事に登頂に成功する。

「アイガー北壁」

出典:amazon

2008年製作
キャスト
監督:フィリップ・シュテルツェル
アルプス登攀史上一番の悲劇と言われた実話を元にした映画です。
すごい迫力と臨場感のある映像に引き付けられます。

簡単なあらすじ(ネタバレが有るかもしれません。)
1936年、前人未到のアイガー北壁を初登頂した者は五輪会場にて表彰を受けることとなる。麓では、たくさんの登山家と報道陣、そして見物客でごったがえしている。そして、アイガー北壁に多くの登山家が挑む中、二人の若者もいた。その若者がトニー・クルツとアンディ・ヒンターシュトイサーで、絶好の日と判断し登頂を始めるが、直ぐ後に別の2人も登攀を始める。間隔があまりなくスタートしたために後続の一人がけがを負ってしまう。そして容態がどんどん悪くなり、そのせいで4人とも登頂は厳しい状況となり、下山することになる。その下山中に4人を雪崩が襲う。

「127時間」

127時間 (字幕版)
出典:amazon

2010年製作
キャスト: ジェームズ・フランコ、アンバー・タンブリン、ケイト・マラ、リジー・キャプラン、クレマンス・ポエジー、ケイト・バートン、トリート・ウィリアムズ
監督:ダニー・ボイル
登山家アーロン・ ラルストンが体験した実話で、アーロン・リー・ラルストンの自伝『奇跡の6日間』 が原作となっています。
ちょっと痛々しいけれど、実話だと思うとただただ凄い人だと感じます。

簡単なあらすじ(ネタバレが有るかもしれません。)
青年が一人でロッククライミングへ出かけて、落石事故に遭い岩に腕を挟まれてしまう。身動きが出来ない彼は助けを呼ぶことも出来ず5日間も過ぎてしまう。死にそうになりながらもぎりぎりのところで彼は有る決断をする。

「生きてこそ」

出典:amazon

1993年製作
キャスト: イーサン・ホーク、ヴィンセント・スパーノ、ジョシュ・ハミルトン、ブルース・ラムゼイ
監督: フランク・マーシャル
1972年にアンデス山脈で実際に起きた旅客機墜落事故の実話を元にした映画です。
CGやセットではなく実際に雪山で撮影されているので迫力があります。
過酷な状況の中も生きるために必死な姿に感動します。
自分ならどうするだろうと考えてしまいます。

簡単なあらすじ(ネタバレが有るかもしれません。)
1792年に飛行機が事故でアンデス山脈奥深くに墜落してしまう。乗客の中には大学のラグビーチーム一行も乗っていた。生き残った者たちで救助活動をするが、小型飛行機には充分な物資が無かった。しばらくは少ない食料でなんとか生き延びる。途中捜索の飛行機が飛ぶも発見されず、ラジオで捜索中止のニュースを耳にする。その間にも次々と死亡する。生き残った人は途中死亡した人の肉までも口にする。墜落から72日間の歳月が過ぎ、最終的には死者29名、そして16名が生き残った。

「フリーソロ」

フリーソロ (字幕版)
出典:amazon

2018年製作
キャスト: アレックス・オノルド、トミー・コールドウェル、サンニ・マッカンドレス、他
監督: エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、ジミー・チン
アカデミー賞など多くの賞を受賞し、全世界で絶賛された映画です。
安全装置などを使わず山や絶景を登る「フリーソロ」のスターであるアレックス・オノルドが人類史上最大の挑戦に挑む姿のドキュメンタリーです。

簡単なあらすじ(ネタバレが有るかもしれません。)
本を出しサイン会をするほどの有名人のアレックス・オノルド。ある日、ヨセミテのエル・キャピタンをフリーソロでの制覇を目標に掲げる。ルートを研究し、トレーニングを重ねる。そしてある日挑戦するが一度は断念。そして再びチャレンジしてついに達成する。

「セブン・イヤーズ・イン・チベット」

出典:amazon

1997年製作
キャスト:ブラッド・ピット、デイヴィッド・シューリス、B・D・ウォン他
監督: ジャン=ジャック・アノー
オーストラリアの登山家の実体験を元にした本「セブン・イヤーズ・イン・チベット」が原作です。
チベットを舞台に、ある登山家とダライ・ラマの交流を描いています。

簡単なあらすじ(ネタバレが有るかもしれません。)
有名な登山家であるハラーは、妊娠している妻がながらも、友人とヒマラヤ山脈のナンガ・パルバット登頂を目指す。結局雪崩により断念することになる。そして第二次世界大戦の勃発によりイギリス軍に捕らえられてしまう。何度も脱出を試みるが出来ず、妻からは離婚届けが届く。収容されて2年たった時にやっと脱出に成功し、チベットの聖地にたどり着く。

「ヒマラヤ~地上8,000mの絆~」

出典:amazon

2015年製作
キャスト:ファン・ジョンミン、チョンウ、チョ・ソンハ、キム・イングォン、ラ・ミラン、キム・ウォネ、イ・ヘヨン、チョン・ベス、チョン・ユミ、ユソン、チョン・ギュス、ソン・ビョンスク他
監督: イ・ソクフン
韓国で作られた映画です。実話を元にした映画で、エベレストに遭難した知人の遺体を回収しに行くお話です。
涙なくしては見れない作品です。

簡単なあらすじ(ネタバレが有るかもしれません。)
ある人物がエベレスト地上8,750メートルの地で遭難死をとげてしまう。通常なら遺体回収を諦める中、その先輩登山家オム・ホンギルは遺体回収を決心し仲間を集める。名誉や栄光ではなくただ遺体回収のために、その危険なデスゾーンへ挑む。残念ながら遺体は回収できないが、亡くなる直前に遺した遺書を回収する。

「BLINDSIGHT」

出典:amazon

2006年製作
キャスト: チベット盲学校の子どもたち、サブリエ・テンバーケン、エリック・ヴァイエンマイヤー
監督: ルーシー・ウォーカー
チベットに住む目の見えない子供たちがエベレスト登頂に挑むというドキュメンタリー映画です。
世界的な盲人の登山家であるエリック・ヴァイエンマイヤーを招待し、エベレストの北側標高7000メートルのラクパリに共に挑戦する。

簡単なあらすじ(ネタバレが有るかもしれません。)
チベットでは盲人への差別意識が強く残っていた。そんな中自信も盲目のドイツ人教育学者サブリエ・テンバーケンが盲人のための学校を設立する。数年後、登山家エリック・ヴァイエンマイヤーに感銘を受け学校に招待したことから、エリックが子供たちにエベレストの登頂を提案する。

「ヒマラヤ 運命の山」

出典:amazon

2009年製作
キャスト: フロリアン・シュテッター、アンドレアス・トビアス、カール・マルコヴィクス
監督:ヨゼフ・フィルスマイアー
ヒマラヤ山脈西側のパキスタンにある山ナンガ・パルバートのルパール壁の初登頂に成功したイタリアの登山家ラインホルト・メスナーの体験を基に作られています。
道具や衣装は忠実に再現されていてまさにメスナーの体験そのものを見ているようです。

簡単なあらすじ(ネタバレが有るかもしれません。)
有名な登山家ラインホルト・メスナーと同じく登山家でその弟のギュンター兄弟。ナンガ・パルバートのルパール壁に登る挑戦をすることとなる。彼らが参加した遠征隊は天候の理由でなかなかチャレンジできないでいた。そんな中、メスナーとギュンターは無断で二人だけでアタックをかけ登頂に成功する。しかしその後、ギュンターは高山病となってしまい、さらに二人ははぐれてしまう。

「K2/ハロルドとテイラー」

出典:amazon

1991年製作
キャスト: マイケル・ビーン、マット・クレイヴン、パトリシア・シャーボノー、藤岡弘、、レイモンド・J・バリー、ルカ・ベルコヴィッチ、ジュリア・ニクソン、ジャマル・シャー、デヴィッド・キュービット
監督:フランク・ロッダム
世界で第二位の高さをもつ山、K2に挑む登山家のお話です。
実際にK2でロケがされています。
日本人の登山者の役で藤岡弘、が出演しています。

簡単なあらすじ(ネタバレが有るかもしれません。)
テイラーとハロルドは性格は全然ちがうが気の合う登山仲間だった。ある時二人は登山を楽しんでいる時、雪崩にあった世界的山岳チームを助けたことがきっかけで、K2登頂に参加させてもらえることになる。

「 運命を分けたザイル 」

出典:amazon

2003年製作
キャスト:ジョー・シンプソン、サイモン・イェーツ、ブレンダン・マッキー
監督:ケヴィン・マクドナルド
超ベストセラーとなったノンフィクション文学「死のクレバス アンデス氷壁の遭難」が原作の映画です。
登山家のジョー・シンプソンとパートナーのサイモン・イェーツの実話です。
ほとんどの撮影を事故現場であるアンデス山脈でしたことも有り、凄い迫力です。

簡単なあらすじ(ネタバレが有るかもしれません。)
登山家のジョー・シンプソンとパートナーのサイモン・イェーツはペルーのアンデス山脈にあるシウラ・グランデ峰にアルパイン・スタイルで挑戦する。超難関といわれるその垂直の壁を二人はなんとか登頂に成功する。そこまでは良かったが、下りでジョーはアクシデントにより宙づりとなってしまう。そして命の選択によりジョーは紐を切られクレバスの中へと落ちていく。だが軌跡的に生きていたジョーは生きるために最後の力を振り絞る。

「ウェールズの山」

ウェールズの山 (字幕版)
出典:amazon

1995年製作
キャスト: ヒュー・グラント、タラ・フィッツジェラルド
監督:クリストファー・マンガー
この映画は他の山岳映画とは異質ですが、山がテーマの面白いストーリーです。
ハラハラ息をのむ映画とは違い、素朴でほっこりできる映画です。

簡単なあらすじ(ネタバレが有るかもしれません。)
イギリスにある小さな村のお話。村には村人達の誇りの山がある。ある日測量達がやってきてその山を測量すると、山としての高さが数メートル足りなかった。このままでは山ではなく丘ということになってしまう。村人たちは一致団結して、山と登録するために奮闘する。

おまけ–女子向け山に関する映画

17選とは別に女子向けの映画を1つだけご紹介しておきます。

わたしに会うまでの1600キロ

わたしに会うまでの1600キロ(吹替版)
出典:amazon

2014年製作
キャスト:リース・ウィザースプーン、ローラ・ダーン、ミヒル・ホイスマン、W・アール・ブラウン他
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
女性がたった一人で3か月かけて1600キロを歩いて旅をするお話です。
女性ながらも逞しく、旅をすることで辛いことを乗り越えようとする姿、共感してしまいます。
実在の人物を基に作られた映画です。

簡単なあらすじ(ネタバレが有るかもしれません。)
母を失ったショックから薬と男におぼれたシェリル。そのことで結婚生活をも崩壊してしまう。シェリルは自分自身を取り戻すために旅に出ることにする。道のりは過酷ながらも徐々に自分を取り戻していく。

まとめ

こうやっておすすめ映画を並べてみると、ドキュメントや実話を基に作られたものが圧倒的に多いのにびっくりしました。

やっぱり、実話の方がより迫力を感じるのかもしれません。

登山をやる人には、興味深いし、参考になる部分も有るかもしれません。

山へ行けないそんな日は、是非山岳映画を観て気分を高めてくださいね。

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