棒ノ折山|人気の沢登り登山コースで初心者からステップアップ‼
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棒ノ折山は、初心者から上級者まで楽しめる色々なコースが有ります。
その中で、今回は初心者でも挑戦出来る4時間半ほどのコースをご紹介します。
とはいえ、工程は結構長いですし、登りも下りも体力がない人には結構きついですので、自分がある程度歩けるのがしっかりわかってから挑戦してください。
このコースは、川沿いを歩く沢登りの様なものを体験出来、帰りには温泉にも寄ることも出来る、棒ノ折山のコースの中でも人気の「白谷沢コース」です。
目次
棒ノ折山について
東京都西多摩郡奥多摩町と埼玉県飯能市との境にある標高969mの山です。
読み方は「ぼうのおれやま 」です。
別名、棒ノ折嶺(ぼうのおれれい)、棒ノ峰(ぼうのみね)、棒ノ嶺(ぼうのれい)なんて言い方もします。
登山好きには知られている(?)漫画「ヤマノススメ」で主人公が初心者の友達と一緒に登った山としても有名です。
初心者おすすめコースは?
所要時間 4時間30分(休憩含まず)
バスで「さわらびの湯」バス停で下車すると、車150台ほどとめられる無料の広い駐車場がありその奥にはトイレがあります。
トイレはここかダムの入り口に有り、それ以外は山頂にも有りませんので、どちらかで済ませておきましょう。
トイレの向いには売店もあります。
②有馬ダムに到着
③ダム沿いに橋のようなものを渡る
④しばらく歩くと左手に登山口 ⑤登山ポストも有る!
準備が整ったら、バスを降りた場所から舗装道路の登り坂が有りますので登っていきます。
しばらく登っていくと、有馬ダムに到着します。
ダムに着いたら橋のようなものを渡り、そのままダム沿いを進みます。
途中何か所か車がとめられている場所が有りました。
バス停から約25分ほどのところに、左手に登山口が有ります。
ここからは山道に入ります。登山届を出す登山ポストも設置されています。
最初から結構な勾配を登っていきます。
すぐ近くを川が流れているので、川のせせらぎを聞きながら登っていくと、途中から沢登りのような箇所を通ります。
そして、両側が岩に挟まれたゴルジェもこのルートの醍醐味です。
ちょっと滑りそうな場所も有るので、雨の日は十分気を付けましょう。
棒ノ折山は、登りも下りも結構きつい箇所が多いですので、ストックが有ると楽なのですが、この沢沿いの道だけはストックを手に持っていると邪魔になります。
かえって危険ですので、沢が出てきたらストックは早めにしまってしまった方がいいです。
途中短い区間ですが、なだらかな道が有り、季節にもよりますがカタクリのお花が咲いているゾーンを通ります。
カタクリ
科・属名 ユリ科・カタクリ属
開花期 3~6月
②木の根っこが飛び出した道を通る。ちょっと歩き辛い
③大茸石
沢を通過した後は、木の根っこが地面に飛び出た箇所を登っていきます。
木の根っこ道は非常に歩き辛いです。
途中「マムシ注意」の看板があるので、注意しながら歩きましょう。
登山口より約2時間ほど歩いたところに、ぱかっと割れた大きな岩「大茸石」が有ります。
裏側に回ると石の上まで登ることが出来るので、登って正面から写真を撮ると面白いですよ。
ちなみにここは、休憩できるような広い場所ではありません。
帰り道は再びここへ戻ってきます。
②権次入峠(ごんじりとうげ)。ここからあと15分ほどで頂上です
この先は頂上まで、丸太の階段が続くのですが、1段がやたら大きくてとても歩き辛いです。
最後の登りが非常にしんどいですが、がんばりましょう。
②晴れていると景色も最高、奥武蔵の山並みや都心が一望できる
③看板には「棒ノ嶺」と書いてある
山頂は結構広く、東屋が中ほどに設置されているし、ベンチもあちこちにあります。
ベンチが埋まっていたとしても、広々しているのでレジャーシートを敷いて多めの人数でものんびりできてしまいます。
折り返し、岩茸石から先は違うルートを通って、最初のバス停へ戻ります。
岩茸石分岐の標識を「河又バス停」方面へ進みます。
その後は、道標の「河又バス停」方面へひたすら降りていきます。
意外と急な下りで、再び、木の根っこが浮き出た道が続きます。
下山すると、赤い橋に出るのでその橋を渡り、突き当りに坂道が有ります。
その坂をまっすぐ上っていくと「さわらびの湯」に到着します。
お疲れ様でした!
先にバスの時刻をチェックしておき、その時刻に合わせて温泉を出ましょう。
アクセスは?
電車、バス<行き>
池袋から西武池袋線で1時間、飯能駅にて下車。
北口のバス乗り場から国際興業バスで約45分、さわらびの湯下車。
「名栗車庫行き」「名郷行き」「湯ノ沢行き」どれかに乗りましょう。
かかる時間はどれも変わりません。
八高線の東飯能駅からバスに乗ることも出来ます。
(その場合は西口の乗り場から約40分)
1時間に数本しか走っていませんので、必ず事前に時刻を確認しておきましょう。
<帰り>
往路を戻る。
★バスの時刻を調べる
※さわらびの湯からバス停までは少し歩きます。
帰りのバスに乗り遅れないように注意しましょう。
圏央道高ICから県道347号・国道299号を経由して県道70号を名栗方面へ。
「さわらびの湯」バス停のすぐ横に約150台ほどとめられる無料の駐車場が有ります。
棒ノ折山付近のトイレについて
・飯能駅改札内
・さわらびの湯バス停のすぐ近くに公衆便所があります。
・有間ダムの入り口にも有ります。
※それ以外にはトイレは有りません。(山頂にも有りません)
心配な方は、携帯トイレを持参しましょう。
農林産物加工直売所について
さわらびの湯のバス停付近に有ります。
時間が有れば、寄ってみてはいかがですか?
「やませみ」
営業:3月~11月 土、日、月、火(祝日営業) / 12月~2月 土、日
特産物の販売、展示をしている施設です。軽食コーナーもあります。
住所 埼玉県飯能市大字下名栗607-1
TEL 042-979-0010
営業時間 10:00~17:00
桜・紅葉時期は?
<桜>
例年の見頃 4月中旬~4月下旬
<紅葉>
例年の見頃 11月中旬~11月下旬
熊・マムシ注意しよう!
道の途中に「マムシ注意」の看板がいくつか続いて立っている場所が有ります。
気を付けて通りましょう。
熊目撃注意という看板は見かけませんでしたが、この辺では熊の目撃報告が有ります。油断はせずに注意しましょう。
★熊対策についてもっと詳しく知りたいかたはこちらのページを参照ください。
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棒ノ折山で使う紙の地図
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楽天で見てみる amazonで見てみる地図は必ず紙の地図も持参しましょう。
★登山地図についてもっと詳しく知りたい方は下記のページを参照ください。
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服装・持ち物は?
日差しを避けられるよう帽子は必ず持参しましょう。
両手が自由に使えるようにリュックで行きましょう。
靴は登山靴が理想ですが、なければスニーカーでも大丈夫です。
山の上は気温が低くなりますので、夏でも必ず防寒着を持参しましょう。
★登山の服装・持ち物についてもっと詳しく知りたい方は下記のページを参照ください。
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温泉情報
「さわらびの湯」バス停から歩いて3分ほどのところに有ります。
<さわらびの湯>
神経痛や関節・筋肉痛、アトピーへ効能があります。
住所 埼玉県飯能市大字下名栗685
TEL 042-979-1212
営業時間 午前10時~午後6時
休み 毎月第1・3水曜定休
(祝祭日は営業、翌週水曜日休み)
公式ホームページ http://sawarabino-yu.jp/
まとめ
棒ノ折山は、標高は969mとそこまで高い山ではありませんが、標高差は700m以上有り、根っこの出た道は少々歩きづらく、体力に自信のない方には結構きついです。
ですが、沢沿いを進んだり、ロープの箇所があったり、岩々の間を抜けたりと変化に富んでいてとても楽しいコースでもあります。
雨の日や残雪のある時期には、滑りやすく危険になりますので、別の日に変更する方がいいと思います。