初めての登山計画で「絶対注意すべき点」と「大事なポイント」は?
B!
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
記事内容は公平さを心がけています。
登山計画を自分でたてたことは有りますか?
登山始めた最初の頃は、ベテランの人に連れていってもらう方が安全ですしいいですが、いつかは自分でも行きたい山へ行けるようになりたいですね。
最初は不安もあると思いますが、経験豊かな人と登りつつ、自分でも人任せにはせず確認しながら登山をしていると徐々に自信がついてきます。
目次
①登る山を決める
まずは、ガイドブックやインターネットなどを利用し、登る山を決定します。
自分のレベルでも登れる山なのかを考えて、登る山を選びましょう。
記載されている難易度も参考にしましょう。
(初心者向け、入門コースなど)
山の高さももちろん大事ですが、登り始める場所から山頂までの標高差も参考にした方がよいポイントです。
標高はそこまで高くなくても、高低差がかなりあると初心者にはきついです。
また、鎖場だったり危険な箇所がないかなどもしっかりチェックしましょう。
体力面、技術面、登山の経験などをしっかり考え、
自分の力を過信しないよう注意
して挑戦してみましょう。
登山初心者用の本を購入してもいいですし、ネットでも色々情報を入手できます。
山の案内の紹介ページでもいいですが、実際にその山を登った人のブログなども参考になります。
選ぶポイント
・コースタイムは大体3時間から長くても4時間程度がいいでしょう。
・人が多く、たくさんの人が登っている山がいいでしょう。
・登山道が歩きやすいコースにしましょう。
・初めは出来るだけ近場の山の方がいいでしょう。
・自分の力を過信しすぎず、少しづつレベルアップするようにしましょう。
②山が決まったらコースを考えましょう
実際に紙の地図を用意して、地図を見ながらコースを考えます。
大体のかかる時間が載っている地図を利用して、どのコースだとどれくらい時間がかかるのかを考えてコースを選びます。
初心者だったら、突然のトラブルなども考えて、3時間程度が最初は安心です。
コースを決めたら、さらにそのコースについて詳しく調べます。
コース上に危険な箇所はないか、山頂はどのようになっているのか、トイレは有るのかなど。
ベテランの方にチェックしてもらうのもいいでしょう。
③コースタイムを計算し、予定時刻を考える
登山地図に書かれている時間を足したり、ネットを調べるなとして、予定のコースタイムを調べましょう。
そして、どこでどのくらいの休憩するかも検討しておきましょう。
合計どのくらい時間かかるかを計算して、その時間から何時に登り始めればいいかを考えます。
登山は、 早出早帰り が基本です。下山の時刻から逆算して計算していくといいですよ。
できるだけ早く出発をして、かなり余裕をもって下山できるように計画をたてましょう。
予定外に怪我をしてしまったり、不測の事態で下山が予定よりも時間がかかってしまうことも有ります。
道の状況など心配な点がある場合は、ネットで調べたり問い合わせをして確実にしておきましょう。
※もしエスケープルートが有る場合には、前もって調べておくようにしましょう。そして、「どの時点でこの時間になってしまったら、エスケープルートを利用する」というところまで考えておきましょう。
④アクセスの交通手段を調べる
ある程度の登りはじめの時刻が決定したら、行きのアクセスの手段と時刻を調べましょう。
特にバスで行く場合は本数が少ないことが有りますので、前もって時刻を調べておくのは大事です。
万が一、電車が遅れた場合も想定して乗る予定の次のバス時刻も調べておくと、突然の事態にも慌てずに済みます。
⑤登頂以外にも楽しみが有るとより頑張れます
例えば温泉だったり、神社やお寺が有ったり、そういったものがあるとより楽しめます。
また、美味しいご飯どころを探しておくとか、山の上で食べるものでもテンションが上がるものです。
温泉へ行くなら、営業日や時間のチェックもしておきましょう。
予約が必要な場所ならしておく必要があります。
⑥帰りの時刻を調べる
帰りに温泉などの寄り道をするなら、そこから帰りの交通手段を考えましょう。
帰りの時刻は、多少下山が遅れてしまっても対応できるように、遅めの時間まで調べておきましょう。
⑦登山計画書を作成しましょう
登山計画書とは、登山の予定内容を書き込み、登る山の管轄の警察に届ける書類のことです。
低山でも遭難は起こっていますので、必ず登山届は提出しましょう。
遭難のためだけではなく、計画書を作成することで考えたコースの見直しができます。
何か無理な部分はないかなどチェックをしましょう。
休憩時間も予測で入れます。
これでOKという状態になったら、3部作成(コピー)して、
1部は警察もしくは登山ポスト へ。 1部は身近な人 へ。もう 1部は自分が携帯する用 になります。
必ず、身近な人に渡して、何か有った時に警察へ連絡してもらうようにしましょう。
一緒に行くメンバーとも、登山へ行く前にしっかりと内容の共有をしておきましょう。
持ち物もしっかり書き出して、足りないものはないかチェックしておきましょう。
★登山届の詳しい作成方法とフォーマットはこちらのページを参照ください。
↓ ↓ ↓ ↓
無事に帰ってきたら…
登山計画書を渡しておいた人に下山の連絡を入れましょう。
使った筋肉のケアとしてマッサージをしておきましょう。
また、靴・リュック・ウェアなど汚れを落としたりのメンテナンスをしっかりしておきましょう。
また、自分がたてた登山計画について、ちゃんと計画どうりに進めたのか、どこか駄目だった点はないかなど振り返ってみましょう。
チェックをすることで、次回の登山にいかせます。
また山の記録を残しておくと、再び行く時などに参考になります。
★登山靴のメンテナンスについてはこちらのページを参照ください。
↓ ↓ ↓ ↓
登山計画を立てる上で「参考になるサイト」
YAMAP(ヤマップ)
日本最大級の登山コミュニティーサイトです。
Webサイト(ホームページ)でも、アプリでも無料で利用出来ます。
有料・無料共に会員がありますが、コースタイムがついた地図が無料でダウンロード出来るので、無料でも充分です。
(ただし、無料の会員登録が必要です。)
山に行った際にGPSで軌跡を残せますし、他のユーザーさんの活動日記を見れるので、行きたい山の情報を見て参考になります。
メジャーな山だと当日に山に行っている人の情報まで見れますので、山の状況などのチェックにも役立ちます。
それから、ユーザーさん同志で山の情報交換をすることも出来ます。
ヤマレコ
登山、ハイキングなど、山に関わる全ての方を対象にしたコミュニティサイトです。
携帯アプリも有ります。
登山計画書を作ったり、登山の記録も残せますし、他の人の山の記録も見ることができるので参考にできます。
内容はYAMAPと似ています。
コミュニティに重点を置いているので、山仲間を作るにはおすすめです。
ヤマケイオンライン
出版社「山と渓谷社」が運営している登山情報サイトです。
日本各地にある山小屋や山荘、ビジターセンター等の情報を確認することができます。
他にも、登山口の情報だったり、登山のモデルコースなんかについても調べられますので、初心者にも非常に役立ちます。
そして、ヤマレコ、ヤマップ同様に自分が登った登山の記録をWEB上に登録して、公開する事が出来ます。
地図
携帯の電子地図と紙の地図両方を持って行くことをおすすめします。
私が愛用していて使いやすくおすすめの紙の地図は、昭文社の山と高原地図です。
山と高原地図には「危険個所」だったり「水場」だったり細かく詳しく色々な情報が載っています。
初心者ならこういった方が便利です。
★紙の地図についてはこちらの記事へ↓ ↓ ↓
まとめ
登山の計画の立て方をご紹介しましたが、初心者のみでもしくはまだ経験が浅い内に1人で登山はとても危険です。
ある程度慣れるまでは、ベテランの方と一緒に行くとか、ツアーに参加するなどした方がいいでしょう。
また、お天気が悪かったり体調がよくないなど万全ではないなら、中止もしくは延期にして慎重になりましょう。
万が一遭難した場合の対策もしっかりしておくことも重要です。
そして、いきなり高度な山に挑戦というのも、まだ知識や経験がない内はとても危険です。
ただ、いずれは自分でも計画がたてられるようになると、登山もより一層楽しめるようになります。
ベテランの方と一緒に行きつつ、自分で計画たてる際を想定しながら登るのが今後の役に立つことでしょう。